僕が研修や自然農家さんから学んで来たことや、学びを実践している最中の事などをここに記録していきたいと思います。
今日は「自然農はスピリチュアルシリーズ」の1つ目として、
そもそも①自然農とは何なのか?を書きます。全体像ですね。
その後は
②「菌根菌(きんこんきん)の働き」
③「自然農は人の意識・波動がモロに影響する」
④「土のステージ・植生の遷移について」
⑤「自家採種・種の持つ可能性について」
というように、細かくフォーカスして書きたいと思います。時々書きます。
さて、今日は「自然農とは何なのか?」とざっくりしたお話です。
概要だと思って下さい。それぞれの説明は後に書きます。
僕が考える自然農とは無農薬、無肥料、自家採種の農業です。
イメージとしては「静寂な湖面」の状態とでもいいましょうか。
小さな石ころを投げ入れただけで、波紋がスーッと広がるような湖面の状態です。
それはとっても静かで、僅かな刺激にも敏感に反応する研ぎ澄まされた繊細な状態。
それが自然農です。
肥料ではなく、土のもつ力、地球の力を借りて行う農業です。
普通は年月の経過に伴って、「土が痩せていく」とか言われてますね。
なので、何か肥料を入れないと、作物は作れなくなるよ!とよく言われるのです。
しかし、それは普通の農業の場合です。F1と言われる一代交配の種は、肥料や農薬を使うことを前提に開発されています。
そして肥料や農薬を使うと土中に毒素が蓄積します。
虫はその毒素を分解しに大量にやってくるので、農薬で殺虫する必要があります。
要するに、悪循環が始まります。長年それを続けていくと、やがて土や地下水は死んでしまいます。
自然農だとそうはなりません。
肥料を入れない場合のみ、植物は潜在的に持っている力を発揮します。
肥料を入れない場合、土の中で菌根菌が増殖します。
植物はこの菌根菌と共生する事で、必要な栄養を調達するようになります。
森と同じです。菌糸ネットワークを作るわけです。
この菌糸ネットワークで養分のやり取りをしたり、情報も伝播されています。
そして在来種や固定種といわれる種を使い、種を毎年繰り返し採っていくことで、段々とその土地の気候に順応して作物は強くなっていきます。
また、連作障害も自然農では起らないと言われています。
5年同じ作物を作り続けた畑よりも、10年やり続けた畑の方が、
地力が上がって、ますますその作物に適した畑になっているという事が土壌分析の結果からわかってきています。
さらに、自然農では土のステージも重要視します。
バクテリアというわれる微細な細菌と菌の比率、これが重要です。
ステージ1は雑草。ステージ2はアブラナ科、ステージ3はウリ科、ステージ4はナス科、ステージ5は穀物が育つ土です。
ステージを意図的に引き上げる為には、草や落ち葉、わらなどを発酵させた自然堆肥を入れます。
踏込温床といわれるモノです。僕も研修でやった事があります。
これは土のステージを調整する時しか入れません。最初だけです。
そして、自然農に最も欠かせないのが農業者の波動です。
自然農の場合、農業従事者が精神的に成熟している必要があります。
人の精神の波動が「静かな湖面」にはものすごく影響してしまうからです。
ネガティブな精神では出来ない農業が、自然農です。
自然農では、具体的には「作物や土に対しての声掛け」を行います。
人間の精神も波動なので、波動の干渉ですね。それが具体的には言葉ということです。
さて、最後にもう一つ。
自然農には宇宙エネルギーが必要です。菌根菌の力でも、人間の波動の力でもなく、光と水による星のエネルギーです。
これは現代科学では説明できません。
やがて解明されるかもしれませんけど。水の研究が進めば、明らかになるでしょう。
本当にざっくり書きましたけど、
これらを大真面目に受け取れる人は自然農に向いているでしょう。
僕は今年で4年目、まだまだペーペーの新米です。
ですが、学びは怠りません。必ず去年より今年、今年より来年と、自然農を理解していきます。
やがては野菜の分析や土壌分析のデータをつけて、信頼度の高い資料が作れるように、そうして沢山講演をして自然農を広げられるように。
頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。