月夜野から上(かみ)へ行くと、大渡キャンプ場の看板の先にある集落、大渡(おわた)があります。ここは国道沿いに水汲み場があり、大量のボトルを持って汲んで行く人もいます。。

その水汲み場からは見えませんが、集落を見渡せる場所に大室神社があります。御祭神はイザナミノミコト、イザナミノミコトの二柱です。宝暦五年(1756年)の勧請と伝えられているので約270年前、江戸時代です。

トタンの壁の雨屋の中に神輿がありました。皆若く、子供が多かった頃の賑わいを思わせます。

なお、大渡は私の住む野原と交流の歴史が古く、お互いに助け合って、お祭りも交互に行き来があったそうです。私たちが来る何年か前までは大野(おおの)という一つの自治体だったそうです。