

大室指の集落は、
一、道志川・七滝の近く
二、国道付近
三、国道から急坂を登って大室山の中腹
の三段に分かれています。
大室神社は大室山の中腹にある家々より上にあり、社殿はなく、神鏡が埋め込まれている柱があります。
大室山そのものが御神体で、昔からここが集落の人々が拝む場所になっていたのでしょう。かつては杉檜林は無く、この御柱の向こうに大室山の山頂が拝めたのかもしれません。
御祭神は他の大室神社同様、イザナミノミコト、イザナギノミコトです。
創建は鎌倉時代と伝えられているだけで具体的な年は不明です。
昨年、この集落の年配の方が夕方から行方不明になったものの、翌朝には足などを負傷していたものの意識がはっきりある状態で救助されました。私も消防団で出動しましたが、発見され安堵しました。神社に行った際に命を救って頂いたお礼を申し上げてきました。