今日はどんな日になるかな?

おはようございます!
4noです。

昨日は、天気も良く暖かかったので薪の製造を朝から黙々と一人でやっていましたら、石油を積んだ軽トラが私の車の横に停まって。

はたとみると、佐藤石油のおじさんが何やら土場の向かいにある塚(経塚)でバケツやお飾りを持って準備しています。
「今日、1月14日はどんと焼きで、昔はここでみんなでお飾りなんかを焼いていたんだよ。」と言って教えてくださいました。
そうなんだ〜と思って、しばらく作業。。。

あっ!!うちにも焼くものがあった!

と気づき、急いで事務所に行って昨年foodcreationの綾子さんにいただいたタリスマンを持って塚へ。

「これ、魔除なんですけど燃やしてもらえますか?」とおずおずとお頼みしまして。。。

「どこの風習?聞いた事ないね。」など佐藤石油のおじさんから言われながら、いや特にどこの風習でもなく、綾子さんが昨年勝手に(ヒドイ)閃いて。。。とか言ってもしょうがないので笑ニヤニヤしながらおじさんに手渡して、燃え盛るバケツへ。

無事、どんと焼き終了。

森のフィトンチッドを集めたTalisman (魔除け)
アトリエがある森のフィトンチッドを集めてTalismanに。
巡る、森のお守り、Talisman.
アートの持つ可能性と力

綾子さんがこの前、朝日新聞社のメディアラボ《Moovoo》にコラムを寄稿して(Bee Farm道志の蜂蜜についてと綾子さんが作るリップクリームについて)私にメッセージをくれたのですが、私の言葉が印象的だったので村の先輩の言葉として記事にそのことを載せてくれたとの事。

フードアーティストの手作りリップクリーム 材料は森からいただく蜂蜜【Moovooモノ語り】|Moovoo(ムーブー)
その道の専門家や著名人が愛用品へのこだわりと、それにまつわる物語を綴る連載、「Moovooモノ語り」。第27回目となる今回は、アーティストの諏訪綾子さん。「食」をテーマに作品制作を行っている諏訪さんが愛用するリップクリームは手作りだそう。今回はリップクリームの材料である蜂蜜について語ります。

以下その文を抜粋

ある時、村の先輩が言った。
「朝起きていちばんに外に出る。空をみて深呼吸して、気温や湿度によって、今日のしごとを決める」

毎日、朝外に出てみて外の空気に触れて、1日のスケジュールを決めています。

もちろん、googleカレンダーでの仕事の計画や人との約束もありますが、

とりあえず外に出る→鳥の声を聞いて、風を感じる→自分の作った薪ストーブ用の薪を眺めてしばしご満悦。というルーティーンをしてから(今は冬なので、一番は薪ストーブに火を入れるが入るのと、20201年に入ってから額に朝日を浴びるというルーティンも増えた)今日の仕事の大まかなイメージを掴みます。

それが、綾子さんにとっては贅沢に感じるとの事。
都会では、日々のタスクが決まっていてあらかじめスケジュールに組み込まれてみんな動いている。という事を改めて理解したら、村での生活はお天気と自分の気分で毎日を組み立てることができるって、なかなか自由〜

雪が降ってしまったら、なんともラッキーと思ってしまいます!笑

村にいると自然に抗わず一歩引いてその日を過ごすして行く事が不可欠で、本当は「今日やらなきゃいけない!」って事なんてないんじゃない?という気持ちにさせられる。

雪が降ってしまえば、もうお客さんも来ないし、こちらも出向けない理由ができるので、気持ちが楽になります。常に、約束やルールに沿って生きるって時に窮屈だから。。。

という感じで、昨日はお天気良くてせっせと薪を製造していたら、佐藤石油のおじさんと遭遇してどんと焼きの流れができたり、それで世界が周っていければ一番いいと思う今日この頃。

今日は、どんな日になるかな!