「笑う門には福来たる」という言葉がありますね。

この世界中の生物で「笑う」という事が出来るのは何と人間だけなんです。

「ハッハッハ」と声を出して笑うのでも、

「ニコッ」と微笑むのでもどっちでも良いらしい。

要は口角を上げる事、もっと詳しく言えば口論筋(こうりんきん)を上げる事がまず大事なんだって。

徐々にそこに感情も乗せていくとなお良しと。

そうすれば免疫が上がるようです。

ノーマン・カズンズという人の「笑いと治癒力」という本に書いてあります。

この人はピュリッツァー賞も取るほどのジャーナリストです。

カズンズは難病にかかってお医者さんからは、治る見込みはないと言われていました。

そこで彼はお笑いのフィルムや、面白い本や、マンガなどを世界中から取り寄せて病室に持ち込んだそうな。

そして入院中、ずうっと見て毎日笑いつづけてみたんだって。

すると病巣の影が次第に薄くなり、半年後、完治しちゃったんだってよ。

僕の父はこの本を読んだのかは知らないけれど、

笑うと免疫が上がるから笑え!がっはっは!と子供の頃に教えてくれました。

父と違って真面目な僕は、面白い事もないのに笑えるか!このアホンダラ!

と内心思ってました。

が、大人になって色んな方面からその事実を知る事になり、悔しいが父の話は本当かもしれないなと思うようになりました。

がっはっはと笑うことは少ないけど、ニコッとならいつでも出来ます。

昔はね、木に藁人形を打ち付けて「呪ってやる〜!」というのが普通にあったそうです。

呪詛(じゅそ)の念と言いますが、これをかけられると命を落としたり、具合が悪くなったりしたんですね。

だけどね、ワッハッハと日頃から笑っているとその呪いさえも跳ね返す事が出来ます。

心霊的防衛手段として、笑いは最強なんですよ。

多いに笑って生きましょう。

ありがとうございました!