こんにちは☺
本日はママです。

うわ!先にパパに中村天風さんのこと書かれちゃったよ😯
しかもパパの記事に触発されて私も漫画全巻読み直しちゃったよ!
(とても面白いし4巻で終わるので、読みたい方はお貸ししますよ☺)

当然ながら、私もヨガに足を踏み入れたと言っても、天風さんのような修行には足元にも及びません😅

まぁ私も以前記事にした通り、人として立場も生きる時代も生まれた目的も魂も違う私たちを「比較」する必要なんてまるでないわけですが。
それにしてもこのタイミングで日本を代表する本物のヨガ聖人の記事を出すとは…パパも確信犯なのでしょうか😂

まぁ真意のほどはわかりませんが、私なりのヨガの道に戻ります☺

さて私の行ったヨガ留学というのは、バリ島で1ヶ月ヨガ漬け合宿をした後に検定試験を受け、全米公認ヨガインストラクターの資格を取得するというもの。
だけれど私のボランティアポジションというのは、この合宿に参加している日本人の通訳補佐。
ヨガは実技も座学もありますが、全部英語で行われるのでプロの通訳がつきます。私はボランティアなので、いくつか私ができそうな講義を選ばせてもらって担当する通訳補佐でした。

しかし何度思い返しても…
なんでこんなものに参加したんだろうね、自分。笑
こんなものという言い方をしたけれど、プログラムは素晴らしいし結果は大成功だったけど、自分に合っているかという点で当時を思い返すと。。

普通はこのポジション、海外でヨガの資格をどうしてもとりたいけれどお金を節約したいという人か、自分の英語通訳技術を試してみたいしヨガも好き。
という人が応募する以外考えられません。

どちらでもないし半分バカンス気分で参加した自分…
始まってみるとやはり本当に大変で、苦痛なこともたくさんありました。

ヨガの資格自体は、ついていけなかったら取れなくてもいいやと思っていたものの、結局は補佐でも通訳をしようという仕事上、講義の内容はかなりしっかりわかっていなければならず、むしろ自分の資格が取れるか否かだけではなく、なんとしてでもついていかなければならない立場。

日本語ですら初めて効くヨガ用語をなんとか英語に訳しながら、
初めてのヨガポーズも先生と一緒に体を動かさなきゃいけないし、
予習復習は必須。
プロ通訳さんとのスケジュール調整や、
日本人合宿生が生活に困らないように英語で補佐も……
やることがてんこ盛りで、バリ島を満喫してる場合ではありません。

資格取得と慣れない生活だけでも大変だと言っている合宿友達を見て、
こっちはあなたが無視している言語やら他にも色々あって何倍も大変なのよ!
と思っていました。

日本人の参加者とはとても仲良くなりましたが、始まって少し経った頃は、みんな疲れが出てきてイライラしていたこともあり、ちょっとギスギスした時期もありました。

そんな中、ある講義の最中に、私の通訳が曖昧で分かりにくいから理解ができないという理由で、プンプンしながら講義を途中退席してしまった子がいました。

先生が言ったことを私が一度訳した時に、
「それはどういう意味?日本語なのに意味が分からない。」
となり、また私が先生と確認してから言い直すと、
「さっきと変わったけどどういうこと?先生の言っていることが前後繋がらないから、ちゃんと訳してないんじゃないの?」
更に、だからこういうことだと思います。とわかりやすく言い換えたつもりが、
「きっちり正確に同じ言葉を訳してくれないと困る。通訳のせいで先生の講義の内容が分からなくなったらどうするの?」
というような押し問答が続き、すると逆に英語の通じる他の参加者が、
「日本語に訳する関係でレッスンがこんなに滞っては困る」
と意見したことから、当事者である日本人参加者は退席してしまったという流れ😯

正直私自身もその時は全てにいっぱいいっぱいで、その彼女と同じぐらい憤慨すると同時に落ち込み、プロの通訳さんに愚痴&泣き言まじりに報告相談をしました。

こんなことがあって大変だったという雰囲気を出しつつ、こういう問題がレッスン中に起きてしまった場合、どうすればよかったか?と質問したら、その答えは…

「いいんですよ。それは彼女の問題ですから。
でももしあなたが問題だと思うのであればあなたの中にも問題がありますね。
それはもちろんあなた自身で解決ができます。
ただ、彼女の問題は、彼女にしか解決はできません。
あなたが、どうしようと気を揉むことはないんです。」
「…???」

今でこそね、こういう風に言われたら、カッとしていても、あ〜そうだったな〜というような気持ちにシフトができます。

でも当時の私はヨガはもちろん、精神性だとか心の作用なんかについてはまだ聞き入れないタイプで、まさしく頭に???が漫画のように連なりました😯

せっかくバリ島までヨガの訓練に来ているにも関わらず、私は都会の疲れたサラリーマンのお酒の席の会話みたいに、
「大変だったなぁ!まぁそんなこともあるよ!飲もうぜ!」
みたいな気休めの同情的な返答を、いつのまにか期待していたのでしょう。

このプロ通訳さんというのはプロのヨガインストラクターでもあり、インストラクター養成コースの通訳を何年も仕事にしているだけあって、私の相談にいつもこうやって的確すぎる助言をくれました。

この???な気持ちが感謝に変わるまで、さらに怒りも悩みも感謝に変換することができるようになるまでもう少し、長くなったので次回に。バリでの回想録が続きます。

では、今日もありがとうございました♫
Thanks for reading!