初投稿からだいぶ時間がたってしまいました。

まずはなぜ道志村に本屋を作りたいと思ったのかというところから書こうと思っていたのですが、

あっという間に時間が過ぎてもう8月なんですね。

開店予定は一応2022年の春としているので、まだまだ時間はたっぷりあるなんて思っていたけど、そんなこと言っている間に1年はすぎさってしまいそうです。

大変大変、計画的にしっかりと進めていかなくちゃ。
ていうかまずは計画を立てなくちゃ(そこからカイー……)

元々小さい時から本が好きで、いつも本を読んでいる子供でしたし本屋さんも割と身近にあったのでよく遊びに行っていました。
だからと言って本ばかり読んでいて友達と遊んだりしなかったとか、家の中ばかりで過ごしたということはなく、極々一般的な幼少期に本が傍にあったという感じです。

それはいつも読み聞かせをしてくれた母や父の職場のおじさん(父ではなく笑)御伽噺を聞かせてくれたおばあちゃんの存在が大きかったと思います。
まず物語が大好きでした。
物語は元々自分の中にあった好奇心と想像力と可能性を全て育ててくれました。

子供たちはたいていみんな物語が大好きです。
そしてそんな物語であふれている本屋さんは、もう夢の世界だと思うんですよね。

だから今、道志だけではなくたくさんの市町村で本屋がないところが増えてしまっていますが、夢を消していっているのと同じだと思ってしまうのです。

ここで育つ子供たちは絶好の環境にいますよね。
豊かな自然、自分たちで一から作る美味しい食べ物、ダイレクトに感じる四季の移り変わりや虫たち動物たちの生態。
毎日が課外授業で最高だと思います。

でもあと一つだけ、本屋さんがここにあったら本当に最高ではないのかと思ったのです。

昔、子供だったころ未知の世界を覗きにいくようなワクワクとドキドキと、なぜか少しの後ろめたさと共に足を運んだ街の小さな本屋さん。

わたしも子供たちのそういう本屋さんになりたい。

まず物件を見つけたというのが最初でしたが、そこから強くそういう風に思うようになって、家族の後押しもあり思い切って挑戦することにしました。

でもだからと言って子供向けの本屋さんを作るつもりはなく、極々一般的な村の方に向けた本、キャンプ場に来る観光客向けの本などもしっかり置きつつ、子連れで気軽に遊びに来てもらえるような普段使いの本屋さんを作りたい。
そう思っています。

詳しくはわたしのnoteの方でいろいろ書いているので、よかったらこちらもご覧くださいね。

♯6 村で本屋をやるということ|酒井七海|note
人口1600人の小さな村に本屋を作ろうと思った訳と、わたしなりの作りたい本屋さんのビジョンの話【前編】 今日はちょっと真面目な話をしようと思います。 いきなりですけど、わたしが本屋を作ろうとしている山梨県道志村の人口は1591人です。 そして今現在わたしが住んでいる東京都町田市の人口はおよそ43万人です。 もう比べるまでもなく世界がまるで違いますよね。 東京都町田市でも本屋を経営するというのはかなり難しいようで、小さい本屋さんは確かにどんどん閉店に追い込まれています。 最近も近くにあった文教堂がなくなり、駅前にあった大きな歴史ある古本屋さんも閉店しました

わたし自身書店員としての経験も浅くて、まだまだ勉強中の身なのですが、もしこんな本を置いてほしいなどリクエストがあったらいつでもお待ちしています〜。