祭りとは何か。

道志村では、

集落のみんなが集まって飲み食いすること。

飲み食いに併せて舞台で踊りやカラオケをすること。

神楽舞や神輿をかついで集落を回ること。

神事を執り行うこと。

私はどれもお祭りなだと思っています。

共通しているのは今、生きていることを感謝すること。今生きていることを人と共に喜び合うこと。

道志村内の各集落のお祭りの主体は自治会にあり、全てのお祭りに神主が呼ばれる訳ではありません。これは、約十年間に渡り神主がいなかったわけではなく、もともと神主がいなくてもお祭りをしていたからです。

というよりも、ここでは集落主体でやっていたお祭りの時代が長く、神主が集落のお祭りに呼ばれるようになったのは神道が国家の宗教となった明治以降のことではないかと思われます。はっきりとはわかりませんが。。。

このような土地柄で、代々神社の家系ではないので、地元の信頼も低い私ができることは何かを考えると、

いつ神社に来ても清々しい状態で、参拝に来た人が「また来よう」と思って頂ける状態にすること

だと思っています。過疎の村ではそれでさえかなり難しいことですが、先ずはそこからと思っています。

日本の神様は清浄であることを好みますから。