今日も朝から菊芋を掘っておりました。

午前と午後で合わせて50キロ。

途中、畑でグースカ昼寝をしつつ、一心不乱に掘り進めておりました。

掘り上げた菊芋には、土の中の菌が白く付着しております。

「こ、これは!キラキラとなんて美しい輝き!エレガントだよキミ達!」

と、菌の集合体を見て感動する僕。

「肥料を入れない畑だからこその、この菌糸。これはその証じゃないか!素晴らしい。もっと見せてくれないか!」

と、さらに掘り進める僕。

そしてまた菌糸にめぐり逢い「うおぉーっ!」と興奮する、というギャグのような菊芋掘り。

はい。だまってやれば、倍は掘れたはずですが。

「量より質だ!」と自分に言い聞かせておりました。

さて、微生物の1個体の寿命はとても短いんだったよなーと思いました。

確か平均寿命は2時間。

「はうぁ!こうして掘っている間に、生まれたと思ったらもう死んでるやんけ!」

何たる事でしょう。

2時間が一生だなんて。

それはつまり、その2時間程の時間に人間の百年程の体験が凝縮されているということ。

微生物とはいえ、命は命。魂が入っています。

実は、一生の時間が短いという事は、外界の波動の影響を受けやすいということなのです。

僕達人間の様に精神的にタフな存在ではありません。

落ち込んだけど、また頑張ろうかな!と気持ちを切り替える時間などないのですから。

微生物にとっては、一瞬一瞬が物凄く濃密なのです。

要するに、人間の精神の影響を敏感に受けやすい、非常にデリケートな存在が土の中の微生物です。

そのことから「最も霊に近い生物」であると自然農法家の間では言われています。

農業者がポジティブであることが必須の自然農。

それは微生物のパワーを引き出す必要がある農業だからです。

皆さんも、微生物に感謝する気持ちで家庭菜園を営むと、きっと栄養価の高い美味しい野菜ができますよ!

ありがとうございました。