地球温暖化という言葉を子供の頃に知ってから、もう30年ぐらいの時間が流れました。

僕は地球温暖化というのは、寒冷化の初期段階だと考えています。そろそろ、一般的にも言われてきてもいいような頃だと思いますが、世間では「地球温暖化」という常識が強いようです。

地球上の人間活動によるCO2排出の影響よりも、太陽活動の影響の方がはるかに大きいと思います。

その太陽活動が弱まってきていて黒点数が減少していると、10年以上前に知りました。

大体200年周期で太陽活動は弱まったり強まったりしています。それが黒点数にあらわれるそうです。

NASAの研究者達は当初、地球が寒冷化(小氷期)に突入するのは2030年以降だろうと発表していたので、僕もまだまだ先だなと思っていました。

けれど、地球はすでに寒冷化に突入した可能性があるという発表が先月、NASAの研究者達がしたんですよ。

想定より10年も早かったので、正直ヤバイと思いました。

10年かけて種採りして、少しずつこの地域の気候に作物を順応させようと思っていたのに、もう来ちゃったの?と思ったんです。

家庭菜園を普及させたり、自然農家を増やしたり、色々とやっておかなきゃなと思っていたのですが。。

日照時間が短く、標高が高くて気温が低い道志村で種を採っていけば、他のほとんどの地域でも力強く成長する野菜やお米が出来ると考えていたんです。

まあ、ここから太陽の黒点数がどーっと増えて温暖化がまだ継続するという可能性もありますからね。

しかし、学生時代に「太陽活動と景気」という本を読んで、人間の経済活動と太陽活動が相関するという事を知りました。

これからは世界的に大不況になりそうなので、両者が相関するという事はやっぱり太陽活動も弱まる数十年に入るのかなと個人的には思っています。

寒冷化すると、途上国や食料自給率が低い国では食糧危機が訪れると思います。歴史上は太陽活動の周期で大飢饉が訪れていたようです。

日本も輸入に頼っている国ですし、各国が食糧の輸出制限をし始めた昨今では危ういなと思ってます。

米国が日本への食糧の輸出制限をしはじめたら、日本でもいよいよ表面化してくるなと考えています。

僕のような小規模な家族農家は、ご近所さんや契約してくれているお客さんの為に、知恵を絞って一生懸命に食料生産に励みます。

最近では、家庭菜園的に畑をやる仲間が増えて嬉しいです。

普段は忙しくてスルーしていますが、本当は小さな種から植物が成長する不思議を考え続けたいと思っています。哲学的な考えに没頭するのが好きなので。

この小さな丸い種から、にょきにょきって出てくるんですよ?めちゃくちゃすごいと思います。どうなってんの?と。目に見える部分は科学的にわかっていることだから本に書いてあるけど、僕が知りたい部分は目に見えない部分です。

観察していると、乾燥した種に生命力はあまり感じません。休眠しているんですね。ですが、水に触れるととたんにエネルギーが高まっていきます。

つまり、種が休眠している間はただの物体で、水に触れると魂が入るって感じかなーとか考えたりしています。探求は尽きません。

最近「植物の育成」という貴重な全8冊セットを買いました。

ルーサー バーバンクという人の本です。魔術師バーバンク。

バーバンクは品種改良家です。今のような雄性不燃の技術で新しい品種を作る方法ではなく、独特な方法で1000以上も新種を作り出した人物です。

エジソンに並ぶ、植物の発明家だそうです。

彼は植物を説得して、変化してもらうんです。例えば、サボテンに話しかけ続けてトゲのないサボテンを開発したり。

彼にしか出来ない方法ですね。僕は植物のエネルギーを感じることは出来るけど、会話をするところまでは出来ませんまだ。そのうちしてみたいけど。

あ、子供を保育園に連れていく時間なので、行ってきます。IMG_20200607_182041