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本日の晩御飯のメニュー

キンキの一夜干し

タラの芽の酢味噌和え

イラクサとワケギの味噌汁

間引き野菜の豆腐サラダ、塩麹ドレッシング

魚卵煮付け


日本から飛行機で10時間離れていても、

バンクーバーから車で3時間離れた山の中でも、和食を美味しく頂ける幸せ。


先日、バンクーバーに車のタイヤ交換に行った帰り、アジアスーパーに寄ったらキンキが一匹$10で売っていた。日本では高級魚らしい。洋二郎君は地元のスーパーの鮮魚コーナーの店員に「お前は寿司シェフか?」と聞かれた事のあるほど魚好き。気がついたら水槽のある鮮魚コーナーに並んでいた。


魚好きは育った環境もあるようだ。母の日に洋二郎セレクトの築地干物セットを送ったら、洋二郎母は一匹ずつ、どのように美味しかったか詳細に教えてくれた。電話を切ってから、「良いなあ。あんなに美味しそうに説明されたら、干物が恋しくなっちゃったよ。」とボヤいたら、洋二郎、「なら作ろう。」と言って、小型扇風機と網で一夜干しを仕込み出した。猫対策として風呂場が仕込み場。

翌日、庭からイラクサ。近所の森からタラの芽。畑から間引き菜を採ってきたら、あら、美味しそうな和食ディナーになりました。


ちなみに、味噌も塩麹も麹から起こしました。必要は発明の母ではないですが、なければ作る。カナダに来て日本にいるときより、無ければいろんなものが自分で作れるんだと分かった。

おまけ。

食事の準備をしながらコットンウッドクリームを作る。ポプラの木に似たコットンウッド、春先に出てきたツボミがベタベタして来たら摘みとってオリーブオイルに一ヶ月以上浸す。毎日シャカシャカ瓶を振り、一ヶ月たったら弱火にかけて、ミツロウでねっとりとさせて出来上がり。

ファーストネーションの同僚から毎年買っていたが、今年は初めて自分で作ってみた。同僚のクリームは万能薬のように重宝したので、自家製も効能があるといいな。

以前オオバコのクリームを虫に刺された後の痒み止めに作ったが、これが驚きの効き目であった。自然のエネルギーは本当にすごい。さらに、自分の庭で採った植物にはなんだか凄い効き目がありそうな気がする。