先日譲って貰った山椒の実。

干して置いたのですが、あまり時間が経つと風味が消えるとのことで急遽急いで粉山椒作り。

と、その前に梅の剪定をしたら意外と採れた梅。以前私の一存で全て梅酒となってしまったので、子ども達へのお詫びに梅ジュース。もう梅の季節も終わってしまう寂しさも込めての悪足掻き的な最後の梅仕事。

美味しくなぁれ。

粉山椒が高い理由はコレか?!

さていよいよ粉山椒。

先ずは干して置いた実を枝から外して種と果皮に分ける。ここはまだまだ余裕。山椒はミカン科。あ、本当だ!よくよく見れば柑橘っぽい果皮だなぁ♪と楽しく作業。

最初の写真を撮っていなかったことが悔やまれますが、枝付きのままでだいたい片手一杯分くらい。このまま挽けば小瓶1つ分くらいになるかなぁとうきうき。

しかし、全て種を取り終える頃には肩が凝り、爪がアクで黒くなり、ちょっと大変?と思い始める。

次の作業は更に剥いた果皮の内側にある白い膜を取り除くこと。はい、3粒くらい剥きましたが省略しました。干して少し縮んだ実、大きくても3ミリ程度の皮の、更に内側にあるうっすーい膜。気にならない人は取らなくても、と聞いたので、気にしないことにしました。

次は更に乾燥。ここもまいてフライパンでから煎り。

そんなこんなで元が出来たので、何だ後は粉にするだけか♪とミキサーにかけました。

と?!

これだけ?!

ミキサーの側面にへばりつく緑の粉。手持ちのミキサーでは果皮の内側の白い膜は砕けず、微妙に目立つ白い塊と頼りない量の緑の粉。

いつも、粉山椒何でこんなに高いんだろうと手にも取りませんでしたが…大変なんですね。

でも、味は格別。シビれました。

山椒はあちこちに自生(?)しているし、 内職にはもってこいかもしれない。

来年は小瓶1つ分くらい作ってやるぞ!