先日、人体は神社仏閣と同じだと書きましたので、そのことを少し掘り下げて説明したいと思います。

なので、今日は「チャクラ」について僕の知る範囲で書いておきます。

少し長くなると思います。お時間のある時にでも目を通して頂ければ幸いです。

チャクラとはなんだね?という方も多いと思いますが、人体を説明する上で必要な概念です。

チャクラはサンスクリット語で「車輪」とか「回る」という意味です。

人体に備わっていて、気を放出したり吸収したりしています。普通、目に見えませんが誰にでもあります。

人間の可視領域は狭いですからね。携帯の電波が見えないのと同じです。

チャクラは一般的には人体に7つあると言われています。(実は8つありますがそれはまたおいおい)

肉体が成長するにつれて、チャクラも発達していきます。

今日はチャクラという側面から、人の成長を見てみましょう。

チャクラは7年周期で順番に発達していきます。

○0歳〜7歳までは、第1チャクラが発達する時期です。仙骨辺りにあります。

ここが活性化されると、行動力があって些細な事には動じない強い心が養われます。

この時期の経験が次の7年間の「潜在意識」を作ります。

○7歳〜14歳までは、第2チャクラが発達する時期です。丹田辺りにあります。

ここが活性化されるとコミュニケーション能力が高くなります。

この時期の経験から芽生えた「自我」つまり「個性」みたいなものがその後の人生の「顕在意識」となります。

そしてこの少年少女時代の7年間というのは、特に重要な時期です。

なぜなら、前世の魂の記憶と、今世の肉体の記憶が、エネルギーとして混ざり合う時期だからです。それが思春期です。

その2つのエネルギーのギャップが大きければ「今世の私はそんな人間じゃない!受け入れられない!」と、
 
無意識下で激しい拒否反応が生じ、それが表に発散されます。実はこれが反抗期の本当の原因になります。

反抗期がありながらも、初恋をしたり、親友が出来たりする経験をとおして、次第に上手くエネルギーを融合させていく事が出来ます。

その結果、共感能力が高くなり、総合的なコミュニケーション能力が高くなるというわけです。

○14歳〜21歳までは第3チャクラが発達する時期です。胃の辺りです。

ここが活性化されると、知恵がついて公共の意識に目覚め、社会生活に適応できるようになります。

大人の入口です。パブリックな意識に目覚め、「全体の中の自分」という認識を持てるようになります。

○21歳〜28歳までは第4チャクラが発達する時期です。眉間の辺りです。

ここが活性化されると、所有ではない本当の愛情を他者にそそげるようになり、人生に深みが増します。

結婚するとか子供が生まれるとか、そういう体験を通して第4チャクラを発達させることに成功する人が多いです。

自分以外に守るべきものが出来ることで、それに応じて社会的責任を意識出来るようになるというケースですね。

そうでない場合でも、人を許したり、誰かを心から信頼するという経験でも良いです。

○28歳〜35歳までは第5チャクラが発達する時期です。喉の辺りです。

ここが活性化されると、社会人として人間関係の構築や対人関係が良好になります。

嫌いな人というのはいなくなり、コミュニケーション全般が得意になり、表現力も高くなります。

人によっては社会のリーダーとしての資質が開花しはじめる時です。

また、このチャクラをうまく開けなかった場合は注意が必要で、その後の人生で霊的憑依を受けたり、オカルトにハマったりしてしまいます。

○35歳〜42歳までは第6チャクラが発達する時期です。眉間の辺りです。

ここが活性化すると、目的達成力や願望実現力が高くなります。

人生の目的や目標が明確化し、自分がこの世で何をしたらいいのかの答えを持ちます。

と同時に、人生を切り開いていける知恵と行動力を持ちます。

ここがうまく開けなかった場合、自分の人生の意味が分からなくなるので、

卑屈になったり自分に自信が持てなくなります。そのまま行くと自殺を考えたりしてしまいます。

○42歳〜49歳までは第7チャクラが発達する時期です。頭頂の辺り。

ここが発達すると、自分の力を超えた超自然的な力の存在を意識するようになります。

良い人間で、愛に溢れ、神仏を尊重でき、運が桁外れに良くなります。

さて、チャクラの説明は以上です。

第1〜第7チャクラは順番にしか開けません。

年齢に達してもどこかが開けていない場合は、その前の段階で開いていないチャクラがあります。もしくはストレスで閉じてしまったか。

それが、過去のトラウマというものです。

そういう場合は記憶を辿って、ひたすらそのトラウマを許すこと。

許せなければ、そういう許せない自分をまず許す。それを何度も何度も宣言する。

自分しか、自分のチャクラを発達させる事は出来ません。必ず出来ます。

そしてそのトラウマに「ありがとう」と感謝をする所までいければ、チャクラは開きます。

「ありがとう」は人間の持つ言葉の中で、最もエネルギーの高い言葉です。

様々なカルマにより、なかなか50年でチャクラを全て開くことは難しいのが現代です。

何故なら、チャクラはエネルギーを放つばかりではなく吸収もするので、

ストレスの多い現代社会では、自己を守るために閉じてしまうからです。

それで、年齢は達していてもチャクラが発達していない場合が多いです。

例えば、開けない人が多いのは第5チャクラです。

ここが開けない人は、第4チャクラが開ききっていないのです。

なので、まず第4チャクラを確実に開く必要があります。

例外なく、第5チャクラが開けていない人は心の中に怒りというのが慢性的にあります。突破的な怒りではありません。

「許せていない何か」があります。それは本人しかわかりません。

自分は何を許せていないかを探すには、今、どんな事をされたら許せないか?がヒントになります。

怒りは実は物質的には猛毒です。

毒蛇どころではありません。万物の長である人間というのは、怒りやそれを表現する言葉に物凄く強い毒性があります。

人間が植物に罵声を浴びせ続ければ枯れます。

大木でさえも、ノコギリもいりません。ただ来る日も来る日も罵声を浴びせるとその木は枯れます。

先住民は実際にそのやり方をして邪魔な木を排除していたと、昔の本で読んだことがあります。

身近な話で言えば、家庭の中でも両親が喧嘩ばかりをして罵声を浴びせあっていれば、部屋の空気は猛毒になります。

そうすると、その空気の中にいる子供は重い病気にかかったりします。

そういう家には虫もより付きません。

そういった場合は、その猛毒を吸収しないようにとチャクラが閉じてしまいます。

自己防衛のシステムです。

要するに、第5チャクラが開かれていない場合は、その前段階の第4チャクラが開ききれていないので、

まずは慢性的な怒りを捨て去る必要があるという事です。

その為には、過去のトラウマを「許す」という事です。

点と点が続いて線になるように、そのトラウマの延長に今の許せない事があります。

なので、そこを遡るしかない、古傷をえぐるようなとても嫌な作業ですが、自分にしか出来ません。

チャクラが健全に開かないと、色々と人生でつまづくことも多くなります。

そのチャクラが早く開くようにと、第○チャクラに対応した問題や病気が起こります。

その一方で、肉体の年齢は達していなくてもチャクラが発達している人もいます。

それぞれのチャクラが発達する時期には、上に書いた対応する部位の病気がきっかけとなって、

その病気の経験からチャクラが開くことも多いです。

それは生まれる前に決めてきたプログラムです。そのチャクラを開く経験が出来るようにと。

なかなか、チャクラという面から人生を見つめる経験は少ないと思いますが、

これからは精神的な時代(水瓶座の時代)ですから、そういう見方も受け入れていくと、

より良く人生を生きれるのではないでしょうか。

ちなみに、チャクラが7つ開いた人体は神社仏閣と同じパワースポットです。

とても長くなりました。読んでくれてありがとうございました!