11月まで怒涛の薪生産をして12月に入り、あっと言う間に年の瀬ですね。

みんなから、「薪、儲かっているね」と言われますがはっきり言って儲かっておりません。。。笑
一束¥300ですし、人員も5名ほど雇っているので、経営側としては厳しいっす💦

でも、どうしてそんな事をやっているかって?!
そりゃそうだ。。。

それはね・・・

自分が「正しい」と思える仕事だから!

それだけです。
どうして正しいと思えるか?

それは、夫航輔さんが山から切り出したり、山に切り捨てられた間伐材を相当な労力をかけて引っ張り出して土場まで運んで、それを需要のあるキャンプ場やお客さんに届ける一連の事が循環の中にあって正しいと思えるから。

今年、薪の事業に足を突っ込み、自らも生産者としてとにかく製品づくりを一生懸命した2020年でした。
(と、ここで記事は寝かせられて2021年を迎えた。。。)

Lokiブランドの根底を作ってくれた人たち!

薪を製造していても、キャンプに精通していない私を見かねてfatwood factryの作り手飛川さんが
色々とアドバイスをくれた。Loki shortが誕生したのはこの方のお陰です。こんな余計な事を言っても飛川さんは迷惑かもしれないけど、本当に彼は私たちの会社の事、Lokiのブランドについて誰よりも真剣にアドバイスを時に厳しく、時に優しく諭してくれた。飛川さんだけが、「薪」と言わず「Lokiはさぁ〜」とちゃんと言ってくれた。
飛川さんのような木工のプロから言わせたら、私は甘っちょろい素人同然の存在なのにいつも的確で明確な商品のアイデアと品質、管理についても素晴らしいアイデアをくれて感謝してもしきれない存在だ。

そして、そのloki shortの最初のファンになってくれたのがCSD(camp space doshi)のメンバーの皆さんと発起人の誠さん。
おずおずとそのLoki shortを持っていった私を暖かく迎えてくれて、メンバーが持っている焚火台を持ってきてくれてその場でその商品を試してくれた。もう、この時点で色々思い出すと泣きそうだ😂

そして、我が夫・航輔さんが山との関係性を続けてきてくれたからこそできた薪事業

山からの材がないと薪の生産はできない。
しかも、山は個人の所有である事から森林経営計画を立てて、山主さんと信頼を築いてきた事で材の確保が今の今まで成立してきた事。そこに感謝せずにはいられない。
そして、その活動に賛同してくれる仲間(建ちゃん)も増えて2021年はこれまで人手が足りなかった間伐、搬出の人員確保の面でも恵まれそうだ。

また、フォレスターズ(毎週水曜日に6名の先輩移住者の方々が働いてくれています)の方々とも
数々の議論や協働を繰り返してきて現地点では困難な事もあるが、その方たちが三年間薪事業を安定的なものにしてくれていたのは事実である。

これからの薪事業

新しい2021年の幕開けと夫航輔さんが行ってきた過去からの仕事を一度整理する年になりそうだ。
航輔さんにはエネルギーの自給自足化を目指す大きな目標があり、その為に村に移住して会社を立ち上げた。その目標の為に仕事をするチャンスにも今恵まれつつある。
それに向かってやっていく為に、今あるキャンプ場に卸す為だけの事業から少し方向性を変える必要も出ている事も事実。

これからの仕事

2021年になって、これからは自分の本当に大事なもの、事にますます集中する時代になりそうな予感がしている。
私も会社の経営においては、利益追求ももちろん会社の存続には大切だけど何かもっと大切な学びの時間だったり、やりたい方向へ時間をかけていくようなそんな2021年になりそう。

色々な人や物事に揉まれながら、自分自身が磨かれるようなそんな年になればいいと思っている。