さて、真面目な話。

今スピリチュアルと言われている分野は、今後、遺伝子について新事実が解明されてくると、

オカルトから「科学」へとランクアップして、徐々に世間に認められて行くんだろうなーと僕は思っています。

僕達、現代人は遺伝子に備わっている様々な機能をほとんど使っていません。5〜10%しか使っていないそうです。

【「生命の暗号」著:村上和雄〜あなたの遺伝子が目覚める時〜】

という本を皆さんにご紹介しておきます。古い本です。

著者紹介も載せておきます。

1936年生まれ。DNA解明の世界的権威・筑波大学名誉教授。世界に先がけ、高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子解読に成功し、一躍世界的な業績として注目を集める。最先端の遺伝子工学の研究から、「感性と遺伝子は繋がっている」ことを究明。想像をはるかに超える人間の持つ偉大な可能性を開花させる「眠れる遺伝子の目覚めさせ方・考え方」を解き明かす。

本の中身をご紹介します。

〜引用開始〜

人間はしゃべる時にも遺伝子が働かないとしゃべれない。

言語情報を脳から取り出すときには遺伝子の働きがいるのです。

さらに驚異的なのは、これらの遺伝子の構造と原理は、全ての生物に共通していることです。

現在地球上には2百万種以上の生物がいるといわれているといわれますが、カビも大腸菌も植物も動物も人間も全て同じ原理。

という事は、あらゆる生物が同じ起源を持つことを示しているように思われます。

もう一つ遺伝子で興味深いことは、原理は同じなのに、その組み合わせによって、二つと同じものがないことです。

いったい誰がこんな凄い遺伝子の暗号を書いたのか?

遺伝子の暗号は、人間自身に書けるはずがないのは初めから分かっています。

では自然に出来上がったのでしょうか?

生命の元になる素材は自然界にいくらでも存在しています。

しかし材料がいくらあっても自然に生命が出来たとはとても思えません。

もし、そんな事が出来るのなら、車の部品を一式揃えておけば、自然に自動車が組み立てられることになる。

そんなことは起きるはずがありません。

ここはどうしても、人間を越えた何か大きな存在を意識せざるを得なくなってきます。

私自身は人間を越えた何か大きな存在のことを、ここ十数年来「サムシング・グレート(偉大なる何者か)」と呼んでいます。

そういう存在や働きを想定しないと、小さな細胞の中に膨大な生命の設計図を持ち、これだけ精妙な働きをする生命の世界を当然のこととして受け入れにくいのです。

さらに私はこんなことも考えます。

人間は自然に挑戦するとか、自然を征服するとか、色々と勇ましいことを行っているけど、

大自然の不思議な力で生かされているという側面も忘れてはいけないのではないか。

近年、生命科学が長足の進歩を遂げ、生命の謎が少しずつ解き明かされるところまで気いるのは事実です。

しかし、ノーベル賞学者が束になってかかっても大腸菌一つ作れない。

これから先も、生命そのものをゼロから作ることはきわめて難しいと思われます。

〜引用おわり〜

僕は現実逃避的にスピリチュアルに興味を持ったのではなく、

科学的に深いところを知れば知るほど、スピリチュアルや精神世界というものに本格的に興味を持っていきました。

人体も宇宙も、地球も、殆どが解明されていないとわかったからです。

自然農も殆ど解明されていない世界だから、面白そうだと思いました。

最後に、この本では遺伝子にはオンとオフの機能があると言っています。

そしてそれを支配しているのは心だと。

例えば、人間は年齢と共に老化が進みます。

しかし、自分が歳だと思っていない人は、老化が遅い。

見た目が異常に若い人っているでしょ?

遺伝子の老化スイッチがオフになってるんです。

それから、奇跡的に末期がんが消えたとかありますよね。

あれも、がん細胞を維持していた遺伝子がオフになった事によって起きる現象だそうです。

全てをコントロールするのが遺伝子です。

そこには人体の設計図が記録されています。

前向きか、後ろ向きか、その心1つで遺伝子のオン、オフが決まってしまうようです。

だから、心の在り方はとても大事だと僕は思います。

オカルトもある!と思って受け入れた時、これまでオフだった遺伝子の中の第六感機能がオンになります。

気が向いたら10%の世界から90%の世界へ、飛び込んでみては如何でしょうか。

ものすごく面白いですよ。

ありがとうございました!