人間は移動する事、目の前の景色が変化していく様子を体験したいという欲求がある。

赤ちゃん時代は動けない体でもベビーカーを押す母親をうまく先導し、「あっちだ、こっちだ」と指示出してたっけ。
体がしっかりしてきた時は、高い目線で物事を見ることを学び「おんぶ」をして父、母と共に行動する事を覚えた。
歩けるようになってからは、もう家ん中はぐっちゃぐちゃ。いろんな場所に潜ったり、くっぐったり目線の高低、歩く速度の調整など(走ったと思ったら、突然止まるなど意味不明な行動)を繰り返し、自転車という道具を扱いそれを移動手段として使いこなせるようになるとは。。。

たった4年の歳月でここまでの成長を遂げる事に感動。人間の学びと発見が日々できる子ども時代はやっぱり大切な時期だと思う。

私たちは補助輪付きの自転車を間に挟んで、二輪車に乗れるようになるのだが、そのステップを乗り越えるのは至難の技。。。
小学校2年生か3年生の時に幾度もこけながら、半ベソ状態、辛すぎる仕打ちを受けてようやく二輪自転車に乗れた時の感動と言ったら!

しかし、この補助輪の過程なく今や2歳くらいからストライダー式バイクを乗りこなしているとペダルの漕ぎ方の習得と乗り初めの感覚さえ掴めれば、なんの苦労もなく3日あれば自由に乗りこなすことができるのだ。

補助輪という親切心がかえって、人の進化を妨げていたとはね!


自由にどこまでも行ってくれ〜!旅立ちの時

私も最近では息子と一緒にマウンテンバイクに乗って出かける機会が多い。
村の中を周る手段として自転車はちょうどいい気がしているのだけど、坂の問題があるのでコース選択は条件になってくる。

自転車に乗った時の視線の高さも普段と違い、普段見ることができない村の遠くの田んぼや道路、民家が見ることができ、情緒を感じる田舎暮らしを満喫できるのもいい。

そんな自転車に乗って、どんどんこのままどこか海とかまで行きたいなぁ〜と夢見る今日この頃。
的くんが小学生くらいになったら、家族で自転車旅行に行きたいな。