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ちょうどイイ

横浜在住の僕から見た道志村でのキャンプ。
のんびりとクルマを走らせ、246から宮ヶ瀬を経由して向かう道志村。
運転の時間が短くもなく、長すぎることもない。
この“ちょうどいい”バランスのおかげでトリップ感を味わうことができて自分のスイッチを切り替えてくれる。

ところでタイトルは若干気が引けるものの、「経験」という言葉を使わせてもらった。
期間的な視点から言えばその言葉を使うには浅すぎるけれど、自分の内部的な刺激の度合いで言えば結構な影響を受けているために自然と出てきたところだ。
何事にもニワカな部分があるのだけれど道志村でのキャンプはいつもと違う雰囲気を感じている。
なんだかすごく楽しい。存分に楽しませてもらっている。

それは村の美しい川や、この時期の爽やかな緑から得られる視覚的な満足が助長してくれている部分も否めないけれども、そこにいる人々のおかげということは間違いがない。その人々との距離感もちょうどいい。

かっこイイ

木が倒れる音を生で聴いたことはあるだろうか?
それも見上げるほど高い木の倒れる音を。

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村で知り合い、良い影響を下さる人生の先輩はとてもかっこいい。
あんなにも大きい木を1人で倒してしまう。
木は切るものだと思っていたけれど、実際には倒していた。
もちろんチェーンソーで切り込みを入れるのだから切っていることに違いはないのだけれど、あれは倒すという表現の方が正しいと思う。

木が倒れる音にはとてもシビれた。大袈裟に感じるかもしれないけど初めてそれを聴いたときには涙がでるくらいに感動した。傾きが出始め、僅かにミシっと音を立て、その後は傾きと比例してバキバキ!と音を立て地面に倒れる。

倒した木を使い、そのまま道の一部に使う。
こうしてみると笑ってしまうくらい原始的(良い意味で)な事をしているんだけど爽快感は抜群。目の前の事にだけ集中することが出来て、それが相当にストレスフリー。余計な事を考える暇なんてないのがすごくいい。
かっこいい人や、かっこいい物に囲まれるというのは単純に気分がいい。

仲がイイ

何よりもこれに尽きると思っている。
村の人たち同士は仲がいいし、遊びに行くといつも仲よくしてくれている。

買い出しに行く商店のおじさんや、温泉の受付のおじさん、散歩中のおじさん、みんな気さくに話してくれて自宅の近所でもここまではないだろうというフレンドリーな感じ。
(あれ…“おじさん”と相性がいいだけなのか?)

冗談はさておき、キャンプを楽しむという視点に立てばその土地に住う人々が環境を守ってくれているということを意識したい。そこが良いと思えばその土地の物を買ったり、友達を連れてまた遊びに行けばそこのためになるものだ。

キャンプの楽しみ方はそれぞれだけれど、僕の場合はこんな”イイ“があるから最高に楽しい。

こんな締め方で、イイ?