皆さん、おはようございます。

4noです。
春の雨でだんだんと暖かくなってくるのを肌で感じています。

週末には家族総出で薪作りをしました。
毎年、冬の暖をとるためにたくさんの薪を使うので、常に村の資源について目を光らせながら次の年の材の確保、準備を今の時期に行っています。

週末も結構、仕事がある大野家ですが月に一回くらいは集中して、家の薪の事に着手していきたいと思っています。

忙しい夫を頼ってばかりもいられないので、もう自分でチェーンソーなんかも扱ってできる事は自分で!がモットーとなりつつある(元からそういう人間かもしれないですが。。。)私です。

チェーンソーの扱いも少しずつ慣れて、以前はエンジンがかかりにくくて、何度もトライしているうちにエンジンがかからないのに疲れて、寝込む。。。という過去から脱却!笑

最近はチェーンソーくんとも仲良しになって、刃を研いで切れ味が良くなった時には本当に可愛い〜なぁと褒めています。このようにチェーンソーくんと心の交流なんかもして、いい関係です。

暖をとる為の大切な仕事、薪作りを私たちが行っている理由

まずは、夫航輔さんがバイオマスエネルギーの仕事をしている事もあって、エネルギーの自給自足を目指し、薪ストーブを生活に取り入れながら暖の材料の薪は自分たちで作る!というのが夢でした。
私もその意向に大賛成で、外国からの化石燃料を使って自分たちの生活が賄われている事実に疑問を持っていたのと自分たちの住んでいる村には森林資源が90%以上あるのにそれを放っておいて、他から買うという事は何か違うんじゃないか・・・と。

食べ物も地産地消、エネルギーも地産地消になってそれが循環していく暮らしが理想と思えるのです。

でも一番は、温まり方、心の豊さが全然違う!という事実

そうなんですよ。
何よりも、薪ストーブを前に過ごす日常の豊かさが、このように必死に薪を作る原動力になっています。
その後に、環境問題、エネルギー問題などの知識や教養が育まれるように思います。
とにかく、直接的な炎に癒される。家族が集まる。家の中が幸福に包まれる。その感覚が何より重要な気がします。

そうやって、自分の体と心を使って生活していく事で私は自分の意思、考えを構築していく日々が私にとって学びだと思います。

すがすがしく、自分の生活を送る。

せっせと薪作りを行なって、疲れ果てて、ご飯を食べて寝る。
他の事に振り回されずに、ひたすら自分の任務を遂行する事で日常が成り立っている事に感謝しています。
ものを生み出している人たちはきっと、皆そうなんだと思います。

労働の後、見上げた空が美しい!というだけで、神様からプレゼントをもらった気分になってなんともありがたい気持ちになります。
そんな時、自分たちで生活を作り出して来た村の古人たちへ想いを馳せるのです。