いや~久々にドラマティックな展開になってまいりました。

なるほど、宇宙はそう来たかと。

では、それが最善なのねと素直に切り替えます。

落ち込むとか、ショックとか、そういうのはありません。

ただ、願わくば、皆にはいち早く前を向いてほしいと、

そう思って、昨夜は涙を流していた皆を見ていました。後ろから。

こんなに多くの大人が、一度に涙を流している所を見たのは初めてです。

そういえば、

311の時は、地元の福島で涙も枯れ果てている沢山の大人達を見たのを思い出しました。

彼らの大切な家族や、友人や、家や、会社や、あたり一帯の全てを、突如として海が飲み込んでしまったのです。

命からがら逃げ延びても、文字通り全てを失ってしまった方たちが沢山いらっしゃいました。

これから先、どうやって生きていけばいいのかわからないと、本当に生気を失っている方たちにお会いしたのです。

その時、まだ若すぎた僕は、彼らに何と声をかけて良いのかわかりませんでした。

瓦礫の山の中に、ただボーゼンと立ち、この下に眠っているであろう沢山のご遺体に、手を合わせる事しか出来なかった。

すると、不思議なことにお線香のにおいが漂い、周囲の強烈な悪臭が消えたんです。とても不思議な現象でした。

他に誰もいない、月明かりだけの夜中ですよ。僕がそこにいたのは。

突然漂ったお線香のにおいで緊張が解けて、体が、魂が、震えました。

めずらしく僕の感情が溢れて、涙がツーっと垂れました。

自然という大きな大きな力の前では、人間はこんなにも無力なんだと、その場でしばらく涙を流したのです。

そういう経験をしていたからか、

昨夜の僕はタフでした。

結果を受け入れた上で、ここから始まっていくんだと瞬時に思考の切り替えが出来ました。

これまでの時代は「結果が全て」だったけど、それは「土の時代」での話です。

今年から「風の時代」なんです。

物事の捉え方、受け止め方を変えなきゃいけません。

物理的な解釈から、精神的な解釈へと、これまでとはフォーカスする所を変える必要があります。

「結果が全て」という従来の視点から、「変化の兆し」という新しい視点へ、評価の対象を変える。

そこに誕生したエネルギーに注視する。

そして、それをポジティブに評価する必要があると僕は思いました。

ネガティブからはネガティブな現実しか生まれないんで。

なので、僕は前を向き続けます。

さあて、草刈りしよっと!

ありがとうございました!