この大雨で道志村にも土砂災害警戒情報が発令されました。国道の車の往来はお盆にも関わらずまばらです。

そんな中でも新聞がいつものように届きました。道志村の新聞配達は都会のそれとちょっと違っていて、以下のようになっています。

①都留の新聞店⇒②新聞店の配達員が各集落の配達員宅前に必要部数を置いていく⇒③各集落の配達員が各戸に配達

この仕組みを知らず、移住して、大家さんに「新聞を取りたい」と聞いたところ「(レストランたんぽぽの)カズオくんが承知するかな~。聞いてみる」と言われ、訳が分かりませんでした。

野原集落では平日は毎朝7時半ごろ、休日は5時半ごろに配達されます。この時間差は③の配達員の都合ではなく、②にあるとのこと。また、県道24号線が通行止めになると、解除になるまで配達されません。翌日ということもあります。

「いつも新聞をありがとうございます」とカズオさんに声をかけると「早起きの習慣がついて良いよ」とのこと。


今や新聞を取っているだけで希少なのですが、「社会人たるもの毎朝新聞を読むべし」と思って生活してきたので、どうしても新聞なしには落ち着きません。

各集落で毎朝配達してくれる人がいなければこの仕組みは維持できません。ありがとうございます!