薪ボイラー施設を見学

リトル・トリー 大野さんの案内で、木質バイオマスのボイラー施設を見学させてもらいました。

バイオマスは簡単に言うと再利用可能な石油以外の資源のこと。
「道志の湯」が、地域の資源である間伐材の薪を燃料にして、お湯を沸かしたり暖房を賄っているのを初めて知りました。
捨てられてしまう地域資源を再利用して、温かい癒しと、雇用も創出していたなんて…すごい!

この10年で地球規模で自然災害の発生頻度が増えて、今までのエネルギー供給システムから化石燃料や原子力発電に依存しない小規模で地域分散型のシステムに注目が集まっています。
コスト的にはまだ発展途上ですが、ヨーロッパでは地域資源を上手に利用したバイオマス発電の事例も出てきたそうです。

ちょうど前日から道志村に遊びに来ていた友人の照明デザイナーも施設見学に同行。大野さんとの偶然の出会いから未来に何かのプロジェクトの種が生まれる予感もありました。

この美しい森に囲まれた村に来てからは、地元の方との偶然の出会いから、この見学のような新しい学びや、親切を頂いています。
その一方で、僕らの方からこの地域に何が出来るのか…?それを考えてみても、なかなかすぐに答えは出ません。

ただ、こんな出会いが化学反応を起こし、いつか未来に発展する何かのきっかけになれば嬉しい。
まずはそこから。