僕は変わり者なので、面白そうだと思ったら躊躇なく進んで行きます。
その結果、アイツは変わってるなと言われ続けて来ました。
しかし、その反動は凄まじいのです。
実はこと外食において、僕は驚くほどに保守的なのです。
僕は初めてのお店に一人で入ることはまずありません。
誰かと一緒だったら入りますけど。
そして、いつものお店に行ったら、いつものメニューしか頼みません。
つまり、1つの店に1つのメニューです。
初めに食べた1品しか、それ以降頼まない。
冒険は決してしないのです。
同じ店で同じメニューを何年も何年も、飽きもせずに頼み続けるのが、僕という男です。
よく友人にチクチクと言われてきました。
たまには違うの頼んだら?またそれ?と。
「食べるものくらいは、僕は冒険したくないんだ。」
その主張をずーーっと曲げずに貫いてまいりました。
例えば、回転寿司でかっぱ寿司に行ったら、サラダ軍艦しか頼みません。
サラダ軍艦8皿。座って2分でオーダー終了です。昔からです。
もし持ち帰りでもサラダ軍艦オンリー。
え?お兄ちゃんホント気持ち悪い…と、いつも妹にドン引きされてました。
そして、例外なく「穴子のタレ」で食べます。高校生の頃からずっとそうです。
普段、自由で冒険を好む僕は、こと外食となると保守的なのです。
誰にでもそういう事ってありませんか?
現状維持の法則というやつです。
現状を変えることは、誰にとってもストレスなのです。
僕の場合はそれが外食に特化して出現したという事。
本来、現状維持の欲求は、生き残る為の本能なのでしょう。
なるべく安全が確認された事から逸脱しないようにと、現状維持の欲求があるのでしょう。
種を存続する為ということでしょうね。
ですから、人間は誰しもがその習性を持っていて、それを無くすことは出来ないということです。
しかし、その習性には必ず限界がありますよね。
だって、その習性が強すぎたら新しい事には決して挑戦しない種族になってしまいますから。
それだったら、環境の変化が起きるたびに絶滅していたかもしれませんよね、僕達ホモサピエンスは。
なので、僕達の先祖がそういう現状維持の習性に抗い、時にはその壁をぶちやぶって新しい事に挑戦して生き残り続けたからこそ、
今の僕達がいるわけです。
つまり、その事からわかるのは、
人類の進化の道には必ず、
「怖いけど、変えなくちゃ!まず自分がやってみなくちゃ!」
と、現状維持の法則をぶち破った個体がいたはずだという事です。
その個体は、現代では恐らく僕の役割だろうなと子供の頃から思ってきました。
外食で極度に冒険しない僕は、その反面、他の事では新しい事にも臆せずにチャレンジできます。
僕と同じように、何かにだけ、異常ににこだわりが強い人いませんか?
移住者には沢山いますよね。
…皆さん、同類かとお見受けしました。
奇遇ですねぇ。
そういう人は、趣味や生活の一部で異常なこだわりをする傾向があります。
しかしそこでもう、現状維持の欲求を満たしているんです。
だから、そこ以外では現状維持の欲求が働かない。
要するに、臆せずに新しい事にチャレンジできる変人ということになります。
人類の中の革命派なんでしょう。
僕のような変わり者を起点にして、これから時代が全く予想されていなかった方向へ開けていきます。
楽しみですよ。僕が想定している数々のシナリオの中で最もぶっ飛んだシナリオは、半霊半物質の世界です。
機会があれば、そのうちお話します。
今日はここまで。
ありがとうございました!