洗脳について書きます。
人間は簡単に洗脳される生き物です。
洗脳といえば宗教?と考えてしまいがちですが、実はもっと身近にいたるところにあります。
例えば、学校などで教え込まれる事は洗脳とは言わず教育といいますが、似たようなものです。
歴史などは、今さら事実確認が出来ないですよね。もはや、文献や記録などを信じるしかないというものです。
だから時の政府が、国民に信じ込ませたい歴史を学校で教え込むわけです。
戦いの勝者が、自分たちに都合の良いように解釈した歴史を教えている。ただそれだけの事です。
僕はそんな風に斜めからみて、学校の授業を聞いていました(笑)
織田信長は明智光秀に本能寺で追い込まれて自害したと習った時も、全然違うシナリオを色々と空想して楽しんだものです。
そもそも、何でそれを信じているか、よく考えてみるとわからないですよね?
それって本当?と言われても、歴史の教科書を持ってきて「ほら、ここに書いてあるじゃん」としか言いようがありません。
色んな文献を持ってきて説明する事しか出来ません。
そもそも、時の権力者にとって都合の悪い文献は、後世に残らないように全て燃やされていたりする事が常です。
世の中には織田信長がバチカンに渡っている説もあります。明智光秀と結託して死んだ事にしたという説です。
そう聞くと「そんなまさかー、トンデモ論でしょ」と思ってしまうでしょう。
そういうように、いつの間にか教科書に書いてあったことを正しいと思い込むようになってしまっているのでした。
そんな事は普通にあり得るのです。
さらに、人は「よくわからない」ものよりも「確定されたもの」を好みます。
例えば、「赤と青が混ざった色」がありますよね。赤でもないし、青でもない。
そのままでは気持ちが悪いわけです。
でも、これは「紫」という色だと教えられれば、頭の中の混乱はスッキリと落ち着きます。
だから、子供の頃に受けた教育は、色んな事を確定して教えてくれたので心地が良いのです。
何年に〇〇が起きた。この人は悪い人、いい人。と確定してしまっていますから。
人は、「得体が知れない」というのは不気味に感じるんです。本能です。
だから、得体が知れない時は、なんとか頭の中でカテゴライズしようとするのです。
〇〇みたいな人。優しい人、怖い人、良い人、悪い人とか。
そして、いつの間にかそれが正しいものだと固く信じてしまうようになるのです。
一度植え付けられた知識は、簡単には覆せません。
子供の頃に「植え付けられた知識」と反する知識を、大人になってから受け入れにくいのは、
人間にはそういう性質があるからなんですね。上書き保存はハードルが高いようになっています。
長いものに巻かれろ!ということです。その方が生き延びる確率が高かったので、そう進化したのでしょう。
巨人の骨が出土した!とか、人間と恐竜が共生していた証拠が発掘された!とか、完全にオカルトだと思ってしまう。
オーパーツやピラミッドなどは、よくわからないから、適当に「巨大なお墓」とか、用途を確定させてしまおうとするわけです。
このような事は沢山あります。
まずはそういった前提に立ってみて、自分の知識を俯瞰して見てみると良いと思います。
洗脳だらけだと気づきます。ただ、洗脳が悪いわけではないです。
要は何を信じるか?をきちんと自分で選択する必要があるという事です。
何でこんな話をするかというと、
コロナ不況で多くの人が心に何らかの不満を持ち始めている今この時というのは、
洗脳されやすい時だからです。
悪意がある人の洗脳を受けないための自己防衛として、次回からもう少しだけ洗脳の話をしておこうと思います。
ありがとうございました!