昨日の雨は何処へやら、乾燥注意報も出た本日は、久しぶりに東側(下)へ用事があり車を走らせました。

道志村は東西に28キロ、道志七里と名がつく長~い村。標高差も500㍍程あり端と端では季節がひと月違う。と、宣伝の通り、端の集落月夜野ではもう梅が咲き始めておりました。もう少し東へ向かえば、小麦の葉が生え揃い畑は緑に 。

春よ、早くこっちまでこーい。でも、花粉は来なくてよーい。

ところで、我が家族の住むお家。

集落の方々が呼ぶのを聴いて、『壕裏ごううら』かと思っていました。

何処かに壕があったのかな?と

しかし先日、家主さんにお話を伺うと、今建っている場所のもっと奥に集落の『蔵』があったそう。

と、言うことで正式名称は『郷倉ごうくら』

江戸時代、年貢米などを保管するために村々に建てられた共用倉庫を、郷倉と呼んだ

その蔵が、村外の歴史博物館に移設されていたらしいのですが…閉館するとの事で、もう解体されてしまうそう。保管されていた石碑等所有者がわかる物は村に帰って来ているそうなのですが、もう見られない事が残念。

兎も角、そんな屋号ですが、実は家主さんが新しいお宅に持って行ったとの事。

そして、今住むここは元々ついていた屋号『山本や』(山元?)に。…そう言えばそんなことを移住前にチラリと聞いた気が。

入井、山本や…になりたいと思います。今は、前の郷倉に住んでる人、と呼ばれていますが。

いつか山本やの人。と認識して貰えるようになったら嬉しいです。

役場には屋号を取りまとめた台帳?資料?があるそう。村民が引越等すると屋号をどうするか手続きをするそうな。素敵!