今日(10/1)は十五夜。何となく暦を見て頭には入っていましたが…。
『今日が十五夜?』『今日十五夜だね』そんな会話が多く聞かれ、お団子作るとの声もちらほら。
それでもあまり身近な行事に感じられず。保育所の帰り道。
ちょいちょい。
お呼ばれして軒先へ向かうと…そこには素敵なススキ。と、お菓子!!!
はっ!
思い出しました!何かで見ました!十五夜にお供え物を子ども達がこっそり食べて歩く、食べて貰った家は栄えるだとか?あれ?災いが消えるでしたか?(調べます)
今でもその風習が残っていることに感動。
今では子ども向けのお菓子が置いてあるそうですが、帰り際にも夜においでと声を掛けて頂き、うきうきわくわく。
今か今かと待ち侘びて、暗くなったのを確認していざ

声を掛けて貰ったものの…時間もよく聞かなかったし、本当にあるかなぁ…とドキドキしながら、でも夜のお散歩にテンション上がる子ども達。
子どもが近所を歩いているのを見かけたことがないし、子どもに向けたお供え物があるか半信半疑でしたが…
意外と置いてある!!


途中、学校のお友達に会ったりと集落に子どもの声が響きました。何だか明るくていいですね。
恐る恐る敷地に入って、良いのかな…いただきます…とお供え物に手を出していた我が子も、村の子ども達をお手本に、ささっと各家の縁側を見ては『ある!』『売り切れ!』等満喫していました。
十五夜、言葉は知っていて何となく毎年あぁ今日だな…とは思う程度で、特段何かするでもなく、月を見るのも忘れてしまうような普通の一日でした。
それが、今年は月が出るのをお散歩しながら今か今かと待ち、すすきを愛でたりおだんご作って食べたり。季節をきちんと感じ取ることが出来て、幸せでした。(ついでに子ども達も幸せそうです。こちらは単純にお菓子が)
何だか和製ハロウィンのような(大元の意味は違うけれど)行事を経て、地域の家を回ることで子ども達も色々な方とお話が出来て良かったようです。外で行き逢う事が少ないので、これはとても良いですね。
来年は我が家も何か置いておこうかな♪
お月見泥棒
十五夜は、お月様に月に見立てたお団子を15個お供えして作物の豊作を感謝する行事。
子供は月の使いとされ、その日はお供え物をこっそり取ることを許されている。お団子をより盗まれた方が縁起が良いとされている。
日本各地で残っている風習だが、あまり多くはない様子。