Food Creation主宰、諏訪綾子さん&古井真也さんと、リトルトリーの大野さんの対談を聞かせて頂きました。

面白かった〜!!!

「喜怒哀楽の感情を食べ物から味わう」「舌の上で旅をする」など、

僕が全くこれまで考えた事もなかった価値観に感動しました。

諏訪さん達の対談を聞いていて、

まずは人間の味覚、それは何のためにあるのだろうか?というアンテナを頭の中で立ててみました。

すると、沢山のイメージが流れてきました。面白いので文章化してみますね。

今の人間というのは、「食べる」という行為によってエネルギーを取り入れる生物です。

生きる為に食べる人間は、

自分に必要なエネルギーを取り入れられるように「味」というものを感じる能力があるのだそうです。

甘いのが食べたい、しょっぱいのが食べたい、と思った時にはその味の食材を食べると身体にとって必要なエネルギーが満たされるそうです。

好きなものばかりを食べていたらいけない!

と小さい頃に良く言われましたが、化学物質や添加物によって、

人工的に作られた味の場合はいくら食べてもエネルギーが満たされないので、身体はどんどん欲してしまうんだそうです。

自然の中にあるものであれば、本来は直感のままに、欲するものばかりを食べていればいいんだそうです。

今の人間が科学的につくりだしたものは、自然のレベルにはまだまだ満たない。人間が自然を理解していないからです。

まあ、その話はいいや。

人間は食べ物から必要なエネルギーを得るという事。

1人1人、その時々によって欲する味が違うのは、消耗しているエネルギーが違うからです。

その傾向でパターン分析ができ、突き詰めればその人はどのような性格か、

どのようなカルマを持っていて、どのような未来がやってくるか、なども食をみればわかるでしょう。

僕はやらないけど。大変だから。

という事で、以上が人間に味覚がある理由でした。

それはこれまでの人間には当たり前の事でした。「食=生」だったんですね。

だけどこれから先、まだずっと先の人間は、食べ物からエネルギーを得るのではなく、

大気中、というか空間からエネルギーを直に得るようになります。

それは気の出入口である、チャクラ穴からエネルギーを吸収するようになるという事です。

そういうのが当たり前になる進化の途中にいるのが、今の僕達です。

「食≠生」となる未来に向かっています。

なので、そういった未来へのレールの上で、

食の意味を新たに啓蒙する「記憶の珍味」は、まさに「人間の進化の最先端」にある個展だと思いました。

これはすごい事です。本当に。

食と精神性が紐付けられたとき、ただ生物としての生きる為だった「食事」というものが、ワンランク上の「アート」に昇華したんです。

歴史に残る分岐点です。

食=アートになった。食が精神的な行動になったのですね。

この扉の先には、自然とのコミュニケーションがあります。

すると、沢山の命が共生し、循環しているという事実に人々が気が付き、自分の存在理由や人生の意味がわかり、

その体験を通して、新しい人類としての目覚めに直結するのでないか?と思いました。

お腹を満たす為の物理的な「食」から、アートとして精神的意味を持った「食」への昇華。

行き着く所は、「生かされている」という事の直感での理解とともに溢れ出てくる自然界への感謝ではないでしょうか。

「ありがとう」は「有り難し」です。

「ある」ことが「めったにない」という事です。

人間として肉体を持って、存在していることが実はとても尊い事だったんだと気が付く人が多くなっていけば、

世界は変わるだろうなーと、そんなことにまで思いを馳せる事ができました。貴重な対談でした。

諏訪さん、古井さん、大野さん、佐々木くん、だいちゃん、気づきをありがとう。

皆さんも、聞いてみてください。

アプリを入れなくても「Listen in browser」をクリックで聞けますよ!

ありがとうございました!