枝分かれする人類

何故、このブログの記事はいつも長い文章なのか?

僕が空気を読めない男だから?

…ま、まあそれもあるかもしれません(笑)

しかし、長いのにはちゃんと僕なりの理由があるんですよ。

確かに、今はムービーの時代、最近ではショートムービーの時代です。

結論だけ、要点だけポンと知りたい。

その気持ちも十分わかってます。

あえてなんですよ。僕がわざわざ長い記事を書くのは。

まさにそこだ!と思うからなんです。

僕的には、それこそまさに「人類の退化の証」ではないかと思うのです。

そっちは、絶滅に進む枝分かれじゃないの?と思うわけです。

だから僕は、静かな抵抗をしているのですた(笑)

はじめは食糧を獲ったり栽培するために苦労した人類。

今どうですかね?苦労する人は少ないですよね。

僕のような自然農家ぐらいですよ、試行錯誤しないとまともに作物を栽培できないのは。

衣、食、住、その全てにおいて昔よりも簡単に、当たり前に手に入るようになりましたから。

着るものを手にいれるのに、苦労をすることもない。

食べ物を得るために、苦労をすることもない。

頑丈で安全な建物の中に住むために、苦労をすることもない。

クレーンやブルドーザー、工業機械や農業機械が発達して、肉体は昔よりも圧倒的に使わなくなりましたね。

ありがたいことです。

ありがたいことなんですけど、だんだん人間は、色んな事をしなくても良くなって来ているという事ですよね。

そのままでは、生命としては「退化」ではないでしょうか。

困難を克服し、子孫を残し、未来永劫に渡って繁栄しようとする事を、放棄しているわけですからね。

それは、うつ状態、セロトニン欠乏のマウスと同じです。

そして今や人間は、情報を得るための時間さえも、短縮しようとしていますね。

辞書や図書館で調べなくても、ネットの検索窓に打ち込めば答えを引き出せる便利な時代になりました。

一家に1台パソコンから、1人1台スマホの時代です。

もはや人類は情報を得るためにさえ、苦労することもなくなったというわけです。

すると、文章はだんだん短くなり、主流は動画になり、しまいにはショート動画が流行ってますね。

情報を取り入れる事さえ、どんどん簡略化しようとしているわけです。

それって、退化じゃない?と思うのは僕だけじゃないはずです。

いや、正確には「システムを作る側」とそれを「享受する側」とに分かれてきてるってことです。

つまり、「進化する側」と「退化する側」とが、明確に分かれ始めているのが今だと思うんですよ。

一般大衆は便利だという理由で、能力をどんどん外部化して、誰かに任せちゃっているわけですよね。

楽になる反面、脳も身体も退化が始まっているわけです。

そして反対に、システムを作る側や管理する側や情報を発信する側は、次々と進化していきます。

このままいくと、その差は埋まらなくなるだろうなと僕は思うわけです。

今のままだと、最終的にはぜ~んぶバーチャル化しちゃえばいいじゃん!という未来に進むわけですよ。

映画マトリックスの世界に進んでしまうわけですよね。

そうすると、一般大衆と、そのシステムを管理する側とで、永遠に分離してしまいますよね。

それでいいのでしょうか?

そうなってしまったらもう、覆すのは難しいですよね。

家畜として飼われている動物と、なんら違いがなくなってしまいます。

飼われている牛や豚や鳥が反乱を起こすようなものでしょうから。

その事に「ヤバい…淘汰がはじまっている」と危機感を持っている人は、はたしてどれくらいいるのでしょう?

さて。そういう理解の上で退化しない方の道に進むためには、

習慣的に本を読むこと。もしくは文章を読むこと。

その真意は、与えられた情報だけを取り入れるのではなく、自ら情報を探しに行くことにあります。

その能力は、まだ人類に残っているはずです。

そして、必ず中立な目線で「両極」の情報を吟味すること。

メディアや情報企業が何を言おうが、自分の頭で考える習慣をつけること。

これが出来ないと、やがて情報弱者となり、退化する側にまわることになりますよね。

無条件にメディアの言うことを信じていたり、常識といわれる事だけを真実だと思っている人は、意外と多いのです。

まあ、このブログを読んでいる人はそうではないでしょう。

いつも読んでくれてありがとうございます。

何が規制され、何が規制されていないかわからないとお悩みですか?

オカルトやスピリチュアルなどは、規制されていないてすよ(笑)

今はまだブルーオーシャンです。

が、情報統制が進むと当然規制も進むでしょう。

今のうちですよ。こっち側に来れるのは。

カモンカモン!共に進化する側を生きようではありませんか!

今、人類は分かれ道にいますよ。

いまここを、よく覚えておくといいでしょう。

ありがとうございました!