何故か寝付けないので、本棚の懐かしい本を引っ張り出して読んでいます。

シェルドレイクの仮説について書かれている本がありました。

「なぜそれは起こるのか?-過去に共鳴する現在-◎シェルドレイクの仮説をめぐって」
著・喰代栄一

パラパラとめくってみると懐かしい感じがします。学生時代に読んだ本かなあ。

僕の脳をたくさん働かせてくれた本の1つです。

初版も1996年となっていますから、まあまあ昔の本ですね。懐かしい。

イギリスの天才科学者シェルドレイクは、科学界からは異端扱いされていました。

科学誌「ネイチャー」でも酷評されたそうです。

まあしかし、例え「ネイチャー」での評価が高くても、

最終的に十年ぐらい経つと、新事実が出て来て覆されてしまうことも多いそうです。

10年後にも覆されずに残っている科学的事実は、1割しかないと言われます。

科学は常に進歩していますから、例えその時代ではトンデモ論扱いされていたとしても、

後の世で花開く理論は当然あると思います。

僕は「シェルドレイクの仮説」も、
その1つだと思っています。

ルパート・シェルドレイクの唱えた説です。天才的だなと思います。

そういう天才は結構います。水の魔術師と言われるヴィクトル・シャウベルガーもそうでしょう。

「植物は気づいている」のクリーヴ・バクスターもそうでしょうね。

それから、「菌は結果であって、原因ではない」と唱えた細菌学のアントワーヌ・べシャン。

他にもいますけど、今の所、僕が記事で取り上げたことのある人達はそのくらいかなと。

これからの時代の常識というのは、

これまでの物質第一主義の世界では受け入れられなかったような、

「ユニークな理論」が再び注目されるでしょう。

そういう、ちょっと不思議な科学を皮切りにして、常識が再構築されていくのだろうなと思います。

その延長として精神世界にも、もっと深くメスが入れられる事になるでしょう。

ざっくり言ってしまえば、

僕は統一場理論から、この世の全てが振動しているという事が理解されるようになると思います。

さらに振動は磁場を形成し、生じた磁力が同じモノを引き寄せると言う事が理解されるのではないかと思います。

思考も振動であるからもちろん磁力を持ち、

「類は友を呼ぶ」という事や、「引き寄せの法則」が、

スピリチュアルとして一部の人にのみ説得力を持つのではなく、万人に当たり前に理解される時代になると思います。

スピリチュアルサイエンスとでも言うのでしょうか。

そういうものを、将来は学校でフツーに教える事になるでしょうね。

と、イカれた僕は考えているわけであります(笑)

若い頃から「考えるな、科学は後ろからついてくる」と思って、興味の持てる方へ探求し続けていたら、

いつの間にかポツンと遠い世界に来てしまった、妙ちきりんなオジサンです。

気にしないで下さい。

まあ、今日は久々に手に取った本から「シェルドレイクの仮説」をちょっとだけご紹介しておきます。

要点だけ言うと「形の場」と「形の共鳴」です。

しかし、僕はどうもその言葉だとピンとこなかったんですよ。読んでいてイメージしにくいわけです。

はあ?ナニソレ?って。

なので、勝手に「要するにアカシックレコードでしょ」と思っています。

読んでいた当時は、そんな言葉は知らなかったので「全てが記憶される宇宙図書館みたいなもの」と置き換えて読んでいました。

その図書館の本棚に「地球」という棚があって、

そこに並んでいる本には、地球で起こることの全てが記録されていると仮定して読み進めました。

そして地球を含めた全ての生物が、無意識にそこと情報をやり取りをするのです。

具体的にはアップロードとダウンロードです。サーバーみたいなものです。

だいたい、人間が発明する技術なんてものは最初から自然界にありますから。

サーバーがあるってことは、それもあるでしょう。

ついでに言えばケータイがあるってことは、テレパシーもあるでしょう。原住民とか、動物とかは使えるでしょう。

まあ、その話はおいときます。

さて、例えば「百匹目の猿現象」がありますね。

前に書いた事があったと思いますが、

とある島に生息する猿が、イモを海で洗って食べる事を覚えた時。

物理的に全く接点の無い、本州の猿もイモを洗って食べるという事をしはじめたというシンクロ現象。

この話自体は創作かもしれませんが、

要するにこの話が言いたい事は、こーいうことです。

一定数以上の猿によって、それが共通認識となったとき、

宇宙図書館の地球という本棚の、猿という本の中に「イモは海水で洗うとうまい」と書き込まれた。

そしてそれ以降、猿の無意識がその本棚にアクセスしてその情報を取り入れるようになったと。

簡単にいうと、世界中の全ての猿がアップデートされたということですね。

そう理解しました。僕は。

他にも、これまでどうやっても結晶化しなかった液体のグリセリンが、

ある日を境にして、世界中の研究室や実験室で容易に結晶化出来るようになったこと。

詳しく書くと、

一樽の液体グリセリンがウィーンからロンドンに輸送されているときの事。

これまでどうやっても結晶化しなかったグリセリンが、突然樽の中で結晶化したんですって。偶然という名の必然ですね。

同じ頃、カナダの化学会社の工場でも突如グリセリンが結晶化したと。

なんとまあこっちでも!というシンクロ。

それを知ったカリフォルニア大学が研究の為に、

その結晶化したグリセリンを、カナダから分けてもらったと。

そして、その分けてもらった「結晶化したグリセリン」を核として使うと、別のグリセリンの結晶化にも成功したと。

ちなみにカナダから分けてもらった「結晶化したグリセリン」を核にしなかった場合には、

別のグリセリンは結晶化しなかったそうです。

しかし、なんと!!

それからまもなくして、不思議な事が起きたわけです。

カナダの「結晶化したグリセリン」を核にしなくても、

今度は液体グリセリンが容易に結晶化するようになったのです。

えー!こないだまでは絶対に結晶化しなかったのになぜ??と。

これにはさすがに、みんなおったまげたことでしょう。

そして、今では世界中のグリセリンが容易に結晶化するようになったわけです。ある温度にするだけでね。

そういった事は、グリセリン以外の化学物質でも起こっているんです。

現代科学はそこんとこをスルーしてるわけですね。あまりにもクレイジーなので。

まぁ、これは一定数のグリセリン結晶化が実現したときに、

宇宙図書館の中の地球の本棚の、グリセリンという本に「結晶化する」と書き込まれたということでしょう。

そう本に記録されて以来、世界中のどこで実験しても、簡単にグリセリンが結晶化するようになったのだと理解しました。

それから、とあるテレビのクイズ番組の実験。被験者はトータル約3千人。

クイズの正答率は3.9%でした。それをテレビで流しました。

次にその番組が放送されなかった、全然違う地域で同じクイズを出しました。

そこでのクイズの正答率6.8%でした。

単純に後から選ばれた地域の人が、特別に頭が良かったというわけではありません。

また、今のようにネット社会ではないので、どこかで放送されたテレビ番組を、

すぐさま別の地域の大勢が見ていたということもありません。

ランダムにいろんな地域で実験してみたら、例外なく正答率がアップしていった。

これは宇宙図書館の中の地球の本棚の「人間」という本に、クイズの答えが記された。

それ以降、その問題が出されると人間は無意識にそこにアクセスして、

答えをダウンロードすることができたので、正答率が上がったのだと僕は理解しました。

人間全体がアップデートしたと言う事です。

ただ、僕がここで思ったのは、

猿やグリセリンや人間のそれぞれの本がアップデートされたのか、

それとも「自分から見た世界」という本1冊だけがアップデートされたのか。

もし後者なら、この世はバーチャルリアリティということになるなと思ったのを覚えています。

しかし、今となってみればそれはどっちでもいいことです。

だって、もしこの宇宙の創造主がいるとして、その存在がこの世を創ったのであれば、

もはやバーチャルもリアルもないでしょう。

人間には区別が出来ないし、仮に出来たとしてもそれを区別する事に意味はないと思うからです。

どーしようもないからです。
だから、単に呼び名の違いにすぎないなと今は思います。

この世はこの世。生は生。裏ワザも無ければ、リセットボタンもない。

ただ、この世界をうまく生きていく事には繋がりそうだなと思います。

僕はこんな想像をいつもしています。

人類をもっと平和にしたいと思うので、

まず自分自身が幸せを今すぐ感じて、幸せだなぁと思いながら生きようと努めるわけです。

そして自分の身近な存在、例えば家族から平和にし、それをまわりに広めていく。

幸せを感じて生きる人がある一定数を超えると、宇宙図書館の地球の本棚の「人間」という本に書き込まれる。

「人生は幸せいっぱい」と。

すると、ある日突然に全世界が武器を捨て争いをやめ、

宗教も人種も部族も、あらゆる違いを越えて手をとり、踊りはじめる。

猿が突如としてイモを洗い始めたように。グリセリンが結晶化したように。
クイズの正答率がどんどん上がっていくように。

地球上から争いがなくなって、平和になり、やがて国境も撤廃され、地球は1つに統一される。

そして、宇宙の連合に加盟して、テクノロジーで地球環境は数日で回復し、

クリーンなエネルギーによって、人類生活が再構築されるようになる。

と、そんなことをいつも想像しています。

その想像をする人が、僕1人だけじゃなく、少しずつ増えてくれれば、

シェルドレイクの仮説の理屈で、それが既定路線となり、実現もそんなに遠くない。

と本気で思ってる。馬鹿だから僕は!はっはっは!

デモでも平和集会でも、政治でもない、全く別のアプローチで世の中を変える方法です。

たぶんシェルドレイクの仮説はこれから来ると思うので、また取り上げます。

長い記事を読んで頂き、
ありがとうございました!

追記
著者の喰代栄一(ほおじろえいいち)さん、サイエンスライターだったのに、今検索したら、ひらがなになってて、

めちゃめちゃスピリチュアルな本を出す人になってる(笑)その変容ぶり、すごくわかる気がする。ですよねって、ひとり言を呟いてしまいました。では!