樹木は植物の頂点、人間は動物の頂点に位置しています。
そして、互いに共生関係にあります。
太古の昔から。
シャーマンは森の生命力と精霊の意志を人間に伝えていました。
この頃の森というのは人間に敬意をもって扱われていました。
定期伐採されていたし、5年とか8年で地面よりすぐ上の枝が払われていた。
この方法だと、人間にとっても様々な用途に使えるまっすぐな枝が手に入るし、
森にとっても樹木の再生長が促される為、持続可能性が高かったんです。
また、人間は木を燃料としたり、建築用の材料とし、樹木そのものを資源として利用してきました。
さらに、水も。
水は地下深くで水素と酸素が融合して作られますが、
それを人間のいる世界、地表まで引き上げてくれるのも樹木です。
樹木のおかげで定期的に雨が降り、人間は農業が出来ます。
さらにありますよ、樹木と人間との相互依存。
僕達は呼吸で酸素を吸収して二酸化炭素を吐き出し、
樹木は光合成のプロセスで二酸化炭素を吸収して、酸素を放出します。
樹木が生産する酸素の総量のうち、60%は日中に放出され、残りは植物自身が夜間に消費します。
光の感受性では、人間は緑色に対する感度が高く、赤と紫については感度が弱い。
つまり、僕達は赤外線と紫外線の周波数を感じる事が出来ません。
樹木は人間の逆です。
彼らは緑色の光の周波数を成長に利用する事ができません。緑の光の中では仮死状態になります。
反対に赤外線や紫外線は大好きで、最も良くその領域の光を吸収します。
また、樹木の緑色は人間の気持ちを癒やし、神経系や心を鎮めてくれます。
もし樹木がなければ人間は緑色を体験できません。
まだまだある。樹木と人間の相互依存。
お隣の火星を見てみたら、どうやら昔は水があった痕跡がある。川のあともある。
でも、今は何にもない。死の星。
地球もああいうことになります。3次元世界の行く先では。
上であげた、人間と樹木の共生関係や相互依存は何を意味しているかというと、
自然の大きな循環の中には、人間も含まれているということ。
しかし、人間はそうは考えていませんね。
まさか自分達も自然の循環の一部を担っているとは思っていません。
だから、その役割を果たしていないんですね。自然界の中で傍若無人に振る舞っています。
なので、本来完璧な循環のはずが、不完全な循環になっています。
人間が担当の部分は機能していませんから。そればかりか環境破壊をしているんです。
それが巡り巡って、異常気象として返ってきているわけでした。
さて、昨今の異常気象は人間社会にとっては大打撃。では樹木にとってはどうでしょう。
樹木にとっては、人間以上に大打撃なんですね。
とくにこの短期間での急激な変化というのが一番彼らにとってはキツイわけです。
何故なら、樹木は人間より寿命が長いですよね。
長いということは、環境に適応するまでも長い時間がかかるんです。
年々、異常気象の激しさは増し、人間以上にしんどいわけですよ。樹木たちは。
何でそんな話をいきなりしたかというと、
昨日「人間にそのことを伝えなさい」と言うからですよ、樹木たちが。
でました!不思議ちゃんのぶっとび発言。
坊主でオッサンの不思議ちゃんなんて、なかなかいないよ。
信じなくていいです。でも、昨日僕に訴えてきたんですよ(笑)いや、本当に。
こんなことは本当に珍しいんじゃないかな。向こうから僕にアクセスしてくるなんて。
真面目な樹木たちの訴えを伝えようと、お堅い文面になりました。
本当は違う記事を用意してたのに、急遽割り込んで来ました。緊急なんでしょうか。
僕に言われても何ができる?少数の人に伝えることしか出来ませんよ。
でも、それで良いんだって。
だから、書きました。
そうか、この異常気象で悲惨なのは人間だけじゃなかったってことか。
そういえば、長雨で畑の作物も傷んでる。
まだまだ、視野は狭かったなと反省しました。
そうだね、まずは少数でもいいから、身近な人の意識や認識が変わることが第一歩だね。
そう思いました。
ありがとうございました!