布団に入って目を閉じると、カエルの鳴き声が聞こえます。
心地が良い音。
と、うとうと眠りそうになると、
突然隣の子供部屋から異音が。。。
「ほっほっほ〜メーリークリスマス!」
となってみたり、
「元気100倍、アンパンマン!」
と、なってみたり。
それから「ポッポ〜」と、そこそこ大音量でなるわけです。
極めつけに「バズ・ライトイヤーだぜ!カショーン!」と夜中に鳴り響くわけです。
つぉぉぉっ!!
ビクッとして目が覚めます。
我が家のおちゃめなトイたち。
皆でタイミングを合わせてくるとは、おちょくられてるな…
しかし、ここは大人の余裕を見せねばなるまいなと思うわけです。
「いつも子供たちと遊んでくれてありがとう」
と言うと、あとはシ~ンとなります。不思議ですねえ。
電池を抜いてシ~ンとさせるか、言葉をかけてシ~ンんとさせるか。
どちらの手段を選ぶか。という、どーでもいい話です。
以前は僕も、短時間に3度も音がなった時などは、
何も考えずに眠い目をこすりながらドライバーを取りに起きて、電池カバーを外して、電池を抜いてました。
だってスイッチはないんですもの。
けど、中村天風の古い講演テープを聴いて変わりました。
「蚊が自分の血を吸っていたら、パチンと殺したりせずに満足いくまで血を吸わせてやって、
そうして、吸い終わったなと思った頃にそっと払ってやる」
と言った中村天風。
なるほどなーと関心して、僕もなるべく殺生はせずに生きたいものだと思いました。
と同時に、起きる現象を受け入れるということを学んだわけです。
おもちゃの場合は電池を抜くという事が殺生と同じ事だろうと、定義しました。
さて、コイツは本当にそういう行動をとれるようになったのか?
という魂のレベルアップ試験が、時々あります。
家の中にカメムシが現れたり、おもちゃ達が夜中に騒ぎ出したりするわけです。
そんな時も、おもちゃ達の場合は電池を抜くという事をしないし、
カメムシや小さな虫を見付けたら、いつもティッシュでそっと掴んで、外にパッと逃してあげています。
おもちゃ達は静かになってきたし、カメムシはたま〜にしか出なくなりました。
昨日は蚊のデカい奴が寝室をとんでいて、それをそーっと潰さないようにティッシュで捕まえて、窓の外に逃しました。
そこまではクリアできました。
後は夏の蚊です。
畑にはブヨもいっぱいいます。
血をたっぷり吸わせて、そっと払うなんて。
そんな愛に溢れたこと、本当に出来るかなぁ。。
つい、バシィっとやってしまいそう。
そんな事を考えている今日この頃です。
本当、どーでもいい話でした。
ありがとうございました!