人間は何故生きるのか?

この疑問は子供の頃からずーっと抱いていました。

親に聞いてもわからない、学校の先生に聞いてもわからない。

「何の為に人は生まれてくるの?何の為に生きるの?」

子供の頃は大人にめっちゃ聞いたし、図書室の本もほとんど読んだけど、答えはわからなかった。

色んな宗教の本も読んでみたけどわからなかった。

それを知っている人にも会ったことはなかった。

「生きることに意味なんてない!ただ、がむしゃらに生きろ!」なんていう熱血先生もいました。

熱血も悪くないんですが、僕の心は納得しませんでした。

僕は「なにかの目的があって命はあるはずだ。目的の無い命はないはずだ。一体、生命の目的はなんだ?

「たまたま偶然生まれちゃった」って言うなら、その後の出会いやら何もかもが全て偶然て事になるよなぁ?

自分の存在が偶然なら貴方の存在も偶然。奇遇ですねえってことになるでしょう。

そんなわけある?(笑)

宇宙は規則正しく動いてるのに、地球も規則的に回ってるのに、自然界も規則的に循環してるのに、僕たち人間だけ偶然の産物ですなんて、本当にそれでいいのかなぁ?

どう考えても、何かの目的があって必然的に生まれてきたきたと考えた方がいいと思うけどなぁ」

と、そんなふうにナナメから世の中を見ていた僕ちゃん。

非常におちゃめだったわけです。

それが、何年か前に畑にいる時にわかったんですよ。

それがわかった時は、本当に嬉しかったな~。

ついにわかったと思って、心の底から湧き出た答えに感動したものです。

わかったときは大気や自然が「おめでとう」って喜んでいるのを全身で感じました。

それからは虫が寄ってきたり、自然の草花や木が語りかけてきたりするようになりました。

そして、それを不思議な事だと思わない自分になっていました。

むしろ今まで気付かなくてごめんね!

という心になっていました。

自然界が僕を認めてくれた気がしました。

ただ、僕の場合はまだまだこの扉を開けただけ。

これから、この道をどんどん進んで行きます。

スタートラインに立ったぞ!と思っています。

インスピレーションはグッと強くなりました。

さらに、眉間の間の第三の目を使うとオーラみたいなものも見えます。わずかな時間ですが。

これからはその働きを常時出来るように、向上していこうと思っているところです。

僕の心の底から出てきた答えが何なのか、言うのを忘れてました。

それはですね。

「人は宇宙全体の進化に寄与する為に生まれてきた。

全体の一部である自分の魂は、死んだら全体に戻る。

だから、僕が人生で得た学びは全体の学びとなる。

つまり、全ての魂は宇宙全体の進化に寄与する為に存在している」

という事が心の奥底から自然と出てきました。

それを知識じゃなくて体感として感じたんですね。

他になんと言ったらいいか。

それから余談なんですけど、こないだ実家に行った時に、僕の部屋の本棚から1冊の本を何気なく手に取りました。

「中村天風の言葉 著・神渡良平」という本です。

たぶん20代の頃に買った本。読んだかどうかもわからない。

パラパラっとめくっていたら、なんと、そこに同じような事が書いてありました↓

中村天風「先生、かねて下問されていた、人間の目的がわかりました!」

静かに瞑想していたヨガ聖者カリアッパ師は、うっすらと目を開けた。

カリアッパ師「ついにわかったらしいな、小僧!今日は目の玉の輝きが違うぞ」

中村天風「はい、人間の生きる目的は、自分の魂を向上させることによって、宇宙の生成発展に寄与することです!」

カリアッパ師「そうだ。それに違いない!よくつかんだぞ」

中村天風「ありがとうございます。これもカリアッパ先生のお蔭です」

カリアッパ師「いや、わしのお陰ではない。それよりも、万物一切が今日の日を待っていたんだ。見よ、稲田の苗を。

喜びに打ち震えて、お前の新生を喜んでいるぞ。梢に留まっている小鳥たちもあんなにさえずっているじゃないか」

中村天風「お陰さまで、あれほど苦しんだ病気も嘘のように消えてしまいました」

……。という一幕が書いてありました。

これだ!!同じだ!と思いました。

と同時に、よしっ!ここから僕の人生の第2章が始まるんだ!と思って、嬉しくなりました。

この気付きはやがて、人類の常識になると思います。

ありがとうございました!