1月29日(金)に山梨県が主催する農泊に関するシンポジウムでお話させて頂きます。
自分の担当は事例発表の10分間。
道志村で取り組んでいるDoshi Deer Trailの活動について紹介します。

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(株)百戦錬磨さんには、現在、MTB・リバーウォークツアーをVERTRAへの掲載についてサポート頂いていますが、上山さんのお話が楽しみ。

来年度は、Doshi Deer Trailも、よりポストコロナにフィットした内容に転換すべく、村内の一棟貸事業者、民宿・旅館との連携や、レンタルバイクや仲間と集うリアルサロンの整備を進めて行きたい。

ポストコロナの観光業へどのように転換していくのか、道志村でも重要な課題。
道志村の産業で、実質的に外貨を稼ぐのは観光業の割合が多きい。

環境省の地域経済循環分析で道志村を見てみると、域外から最も多く所得を獲得している産業は、「対個人サービス」。これは観光業を指します。
次に建設業ですが、公共事業は国の税収が減少すると交付税の分配・配分も少なくなる。長期的に見ると、経済低迷と人口減少で、税収の増加は厳しい。となると、自分たちの意思決定や取り組みに基づいて、外貨を獲得できる観光業の役割は今後、もっと重要になるはず。

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これまで団体客がメインだった民宿・旅館は稼働率が減少しており、キャンプ場への転換を検討している方も多い状況で、既存のインフラをどのように利活用していくのか、また、道志村のポストコロナにフィットする観光業は一体どのような姿なのかを考えていく必要がある。

自分は、密にならない少人数で宿泊できる環境整備と、リフレッシュや運動、コミュニケーションを選択的に行える屋外での体験・活動によって、ワーケーションがより充実できる方向性が良いのかなと思案しています。
この体験・活動に森林・林業・バイオマスエネルギー・農業の学習要素を含めたい。
既に行っている日常的な取り組みを観光の視点でオープンにしていく回路を作ること。
そこで、新しい局面が生まれてくるのかな。