道志村で夫がアーティストの綾子さんと真也さんのアトリエにお邪魔した時に出会った照明アーティストの方がきっかけで、このオラファー・エリアソンの存在を知りました。
オラファー・エリアソンは自然エネルギーや気候変動に関心を持ち、作品を作っているアーティスト。東京都現代美術館で9月27日まで開催しています。

素晴らしかった

村に住んでいて私は自分の周辺の環境、循環、人間たちとの繋がりを感じる時が一番好きです。

でもそれは、世界の気候変動や環境破壊が及ぼす影響下にある事、この道志村に今あるモノがずっと続いていくわけではない事をこの展覧会から感じました。
結局、地球全体の事を考えなければ自分の生活も危ういという事なんです。
それは、誰もが感じています。
でも、その地球との繋がり方がわからないという人も多いと思います。
それをアートという視点で表すアーティストの存在は今後さらに重要になってくると思うんです。

展示の内容は、光、水を使った作品やアトリエでの新素材の開発(野菜で染料を作るとか)や幾何学立体物の模型(これも木や毛糸など様々な素材で作っている)などがあり、色々な感覚をくすぐられるっていうか、揺すぶられる作品ばかりでした。

たまに、このような展覧会に出かけて自分の世界を広げる視野に触れる事は大切ですね。
息子も展覧会の「あなたに今起きている事、起きたこと、これから起きること」という光によって自分の動きが影が幾重にも壁に投影される作品の前で永遠に踊っていました(笑
子どもにもオススメです。