田舎くらしで最初困惑したのが、買い物の所要時間とそこからの夕飯作り、夕食を食べるまでの時間配分だ。

買い物の所要時間って?

そんな事、考えてもいなかったわ。。。。
以前は、仕事帰りにその日に食べたいものをスーパーに寄って買って帰り調理して食べる。そんな生活が常識だった私に買い物で半日ほど時間が潰れる感覚が全くなかった!!!
なので、最初はその計算がうまく行かなくて夕飯が8時とかえらい遅い時間に。

なぜこんなに時間がかかるのか?(私の個人的見解です)

  1. 毎日行けるわけではないため、入念に買うべきものを選んだり買い残しがないように細心の注意を払わなければならない。
  2. お店に行くまで慣れない山道を通って隣の山中湖、都留(都留の道のクネクネさと言ったら!)、相模原方面まで行くこと自体に時間が掛かる。
  3. 行った先でスーパー以外でもコンビニの支払いやドラッグストアなど他の店もはしごして、必要なものをゲットする必要があり時間が掛かる。

ざっと、こんな感じです。

Contemplation, Reflection
and a passion for curiosity —
Benefiting from a stopover.
Photo by Simon Berger / Unsplash

ちょっと待って〜!やめた!

(EATING ANIMALS!いいじゃないですか笑 食獣に関しては前田くんの専門ね)

という事で、この買い物の苦行から脱するために編み出した方法。

  1. 道志村で採れるものを食事の中心に置く→クレソン、野菜、鹿肉、川魚、山菜
  2. お米と味噌汁を美味しく作る →自分満足度を上げる

この2点で、グッと買い物が楽になりました!
そして、買い物で時間を割かないようになった為、村にいることも増えて村の人たちと関わる事で
村人から畑のお裾分けや卵まで頂いたりして、結構食事も充実。
もちろん村の外に買い物は行きますが、買い忘れでクヨクヨしません!

cresson
ビオ・クレソンの由来
食卓
私の食卓

そうか!田舎暮らしを満喫するためには買うという習慣から離れれば良かったんだ!

そうなんですよ。ここ大事。

今年から家の前で畑をやったり、山菜や山野草の知識を増やして取り溜めしたり、友人の繋がりから物物交換をしたりするだけで気づかぬうちに物を買わない生活がある。それが自分の幸福感を高めている事と連動している事実に気づきました!

もちろん、お金で買わなくてはいけない必需品もあるのでそんな時はdoor to doorで持ってきてくれるネットショップでお買い物をする時はあります。自分の家を自分でリフォームした際には床材もネットで購入し、重い材料を自分で運ぶことをしなくてもいいのだなぁと感動しました。
息子が赤ちゃんだった頃には布おむつも使っていましたが、紙おむつなんかもネットで購入できて便利でした。

おむつもそうなんだけど、

消耗品を極力なくす。ゴミをなくす考え方もその買い物の仕方から私が新しく学んだことです。

薄々気づいてはいたけれど、自分が不便を感じて自分で実行しないとなかなか身につかない事は結構多いと思います。

ティッシュペーパーやおむつ類を布にして、洗ってまた使うことができれば「買う→捨てる→買う→捨てる」のサイクルから脱することができます。
そして、布の肌触りやお尻の感覚なども赤ちゃんにとっては大切なので布おむつを使用して良かったと思っています。

私は、買い物の労力を自分で作り出す事で解決しました。

だいたい、家事についてはどうしたら軽減できるのか?を常に考えています。
なぜなら、自分の好きな事をする時間を確保したいからなんです。そもそも。

今は食糧品の宅配サービス(道志村ならおうちコープやパルシステムが来る)もあり働くお母さんたちにとっては大事なサービスです。
私みたいに自営業で自由に時間をやりくりできない方々もいるので、私の例はあくまで一つの例にすぎないし、私の性格上、買い物業務の軽減と自分の好きな事をする時間のバランスがこの場合かなり重要だった訳です。

自分にはこれが合う!

という買い物方法をそれぞれのお母さんたちから聞いてみたりもしたいですね。食料品の買い出しも楽しめる方の話とかもね!