フキを育てている畑の脇を通ると…沢山の蕗の薹!

福寿草が次々と開花し、梅の花もちらほら。家の横に流れる沢にもセリが目立ち始めました。

春です。 

先週辺りから、身の回りのそんな変化にそわそわし出し…この週末、遂に蕗の薹探しの旅に出ました。

田畑を通る農道を歩いていると、ああ!!!とそれはそれは立派な蕗の薹に出逢うのですが、道志村初心者の私には誰の土地なのか、栽培している物なのか否かがわかりません。

そんな中、近所のお宅でお茶をよばれていた所、以前は裏山に自然の蕗の薹があったよとの情報を。

1日目

その午後、早速お出掛けしました。林道を登って、登って…。行けどくらせど杉と檜。これはもしや、昔の話?まだ雑木が植えられていた頃、山畑があった頃の話なのかしら?

と不安になっていたその時。

光が差しこむ僅かな斜面に、2㎝程の小さな小さな蕗の薹。ちょうど対面にキャンプ場があり拓けていたからなのか、そこにだけ。殆ど花が咲いてしまって断念しましたが、何だか嬉しいお散歩でした。

二日目

と、そんな気持ちのまま、本日ちょっと道の駅方面までお散歩。

畑に生える蕗の薹を涎を垂らしながら通り過ぎ、しかし今日はフキ探しはせずにお散歩を楽しむ。

暑いくらいの陽気の中、早くも川に呼ばれている気がして、川沿いを歩いてロッキーまで。 

お昼は河原でたい焼きを戴き、満足の帰り道。

思わず末っ子の乗る自転車を放り出しそうになりつつ、『停車』からの『待て』。

行きは気付きませんでしたが、山の斜面、水路脇にいた!!これは誰の物でもないやつ!(きっと)

と、少し頂戴致しました。

だんだんとふきの気持ちがわかってきたように思い、『フキは畑とか野原に生えているイメージがあったけれど、水の豊富な林の中とか、暖かい場所が好みなのね~』 と、息子に話しかけた所。

『そもそも山菜だからね。野原はツクシでしょ』と一刀両断されました。

そんなグサッとされた躰も、フキ味噌と天ぷらの、ふわっと春の苦味でデトックス。次は土筆にウド、楽しみですね。