大室八幡神社の鳥居脇の杉の木を、前田産業の前田さんとその仲間2人、合計3人で剪定してもらいました。民家側に傾いていたので、上部を切り、枝も部分的に切り、風通しを良くしてもらいました。ありがとうごございました。

作業を始める前に、本殿にて大室神社の神様たちにこのことを奉告し、併せて安全祈願のお祭りをしました。

左】選定後    右】選定前

特殊伐採とは?
特殊伐採って何?どんな仕事?実は意外と身近な存在な職業でした。

木はしゃべらないし、動けませんが生きています。そして木は紙の原料になったり、人の住む家を作る材料になったり、人間の生活に深くかかわっています。

境内地の木は景観に配慮し整えるのが大切だと思います。特に神社の御神木、象徴的な大木は、根本から切るのが簡単だからと言って切ってしまえば、死んでしまいます。

とはいえ、木は年月とともに傾いたり部分的に腐ってきたり、高くなるほど風雪によって本殿や近くの民家に倒れて人や建物に被害が出る恐れが出てきます。そして高い木ほど剪定が難しく、お金もかかります。


この傾いた杉については、私がこの神社の宮司になる前からの懸案事項でした。氏子総代の方が根気強く役員の方々と話し合って頂いたこと、そして前田さんとの出会いがありこの剪定が実現しました。

前田さんとの出会いは大野さん、ローカルスのスタッフとの縁があったからこそです。不思議な糸でつながってます。

2月7日午前からの作業でしたが、作業を見ていて、協力隊の時に大野さんとツリークライミングを少しかじったことを思い出しました。