10月はじめににテルキ君のハーブガーデンを見に行き、トゥルシー祭りの記事を書いてから1ヶ月
立たないうちに「ハーブとセルフケア」のイベントを企画して、人を集めて開催した事が奇跡に思える。
結構なエネルギーを投資した。
最初にテルキ君の畑を見に行った時に感じた「こんな贅沢な暮らし方ができるんだなぁ〜」という羨望と自分もそちらにもっとシフトしなければ・・・と思ったのが私の行動に火をつけた。
こんな田舎にいても他人の情報や他人に振り回されながら生きていることに気づく。
なんか、日々の悩みや欲求も本当の自分の悩みや欲求ではなく誰かのもの、誰かが考えたものなんじゃないかって思える。
6月にテルキくんに会った時に話した事は「自分に集中するためにみんなとちょっと距離を取って、一人でやってみたいんだよね」みたいな事だったのを思い出した。私も日々、色々な人に会ったりする中で、自分がぐらつく感覚があったので同感した。
そういう時期を乗り越えて、広がるテルキ君のハーブや畑は彼にしか出来ない世界。
それに感動したんだなと今になって気づく。

当日は、雨そして晴れ間も見えるドラマチックな日となった。
午前中は雨の中をテルキ君のハーブと畑をみんなで見学。
雨が降り頻る中、野菜の生き生きとした姿を見ながら、収穫や説明を聞いた。
農家としては小さいし、鹿にもしっかり入られている畑だけど無肥料、雑草とも共存している畑。マルチやネットはこれまで三年間実践してきて、やはり必要だと感じて今年から導入し、野菜が育つようになったという。
大根、カブ、レタス、ルッコラ、わさびななどが元気に育っているのを見る。
安全なので、畑でみんなで味を確かめながら(口に入れてルッコラやわさびなのビビッドな味を味わって)「辛い!」とう人、「美味しい!」と言う人それぞれの意見が飛び交う。
フランス人とかよくオーガニック野菜を口に入れながら農家の人と話して畑を回っているイメージ笑
畑を歩きながら、新鮮な野菜を口に入れて歩くことで私たちも皆、シェフのごとく色々な料理のイメージが湧き上がっていたかもしれない。
今度はそう言うイベントもいいかも!
人参、白菜はこれから成長の季節を迎える。
ランチのピザやスープに入れる野菜を収穫してみんなでザルに入れていく。
楽しいな。こんな日が毎日続いたらいいのに。。。



その後、みなもと体験館に移動してホーリーバジルの収穫とピザ捏ねを分担して行う。
う〜ん✨
ホーリーバジルの香りが部屋の中に広がって、気持ちのいい空間が😊
みんなの顔も癒されてほぐれていくのがわかる。
それからは、せっせと時間と作業に追われて、でもみんな協力的にどんどん進んで行った。
全員のピザをみなもと体験館の譲さんが焼いてくれて美味しいランチの出来上がり♪
ホーリーバジル、スギナ、レモングラス、ミントをミックスしたハーブティーを入れてそれだけで大満足。ハーブティーは色々なものをミックスするとそれぞれの特徴が出てきて、美味しくなるのが不思議。
自然のものはきっと、それぞれ単体では生きられなくて、隣に生えている草やハーブはお互いを生かしあっているのかも。。。
人間も本来はそうなのかもしれない。この日集まった方々も色んな職業、立場の人たちがいたけどなんだかまるっと一つになっている。
こういう環境がそれぞれの個性を生かして、自分らしく生きていける事に繋がっているのかもしれないと改めて思う。
他人が輝く先に自分の輝きがあるっていうか。。。
単体ではない集合の意味をハーブや野菜たちから学んで、私は心底安心した気持ちになった。
まだまだ、イベントは続く〜
午後は、うづまの代表手島さんのお灸教室!
皆さん、自分のセルフケアにも興味津々のようで〜
手島さんからそれぞれのツボを教えてもらっていたかな?(私は後片付けに追われていたもので、、、)
男性陣が「これからお灸を日常に取り入れようと思う!」と言っていたので男の人ほど自分のケアの仕方や対処法をよく知らないのかなぁと😂
最後は、ペアになって恒例の裏太もも踏み大会で、悶絶するテルキ君をパシャリ!
なぜ、人が痛がる風景は面白いのだろう。笑
心も体も癒されてこの日のイベントは終了。
「1日が長く感じた」「盛りだくさんだった」「色んな人がいた」など様々な感想とともに
1日を終えた。
また、みんなでいいものや事を共有したい。
テルキくんが三年間温めてきたハーブ栽培を実現できた今年。
最初の直感を信じてここまでやって来たことが、こんなイベントになってみんなに伝播した。
私自身が信じる事や信じられるものがある事による奇跡を何より実感できたのが一番の収穫。
他人の情報より自分自身の情報で自分の人生を生きること。それができたらきっとうまくいく。