先月から、クレソンを寒さから守り成長を促す為に寒冷紗(通称パス)をひたすらかける日々が続いていました。

オーナーから私へのミッション。

パスをかける。

パスを外す(刈り取りを終えもう収穫の見込みがなくなるとパスを外します)

外したパスを他の場所へかける。

パスをダブルでかける(更に保温効果が!)

…パスを外す。

その間、鹿にパスを踏み荒らされる工程が何度か。

と、パスと格闘して参りました。

そして、今月中旬からは大体落ち着き、苗採りに邁進する日々。

吉田のクレソンも、寒さが厳しくなると枯れてしまいます。その為、次は南の田圃へ移すべく収穫出来そうにないものから順に刈り取り、南の田圃に植えつけます。

と、今日。

急遽、いつもオーナー夫妻が担当している出荷用の刈り取りの依頼があり、喜々として刈って参りました。

苗になるクレソンとは違う。パスをかけられ大切に育てられた柔らかいクレソン。

寒さに耐え、ゴツゴツと強そうなクレソンも好きですが、シュ~ッと伸びた出荷用クレソンも好きです。

今まで格闘してきたパスの効果を目の当たりにし、また明日からパスの張り替え作業に気合いが入ります。

もう少し、クレソン頑張れ。