僕は学生時代、投資や投機の世界に足を踏み入れました。

ところが、大金を握りしめて意気揚々と飛び込んだ所、カモられ過ぎてしまったわけです。

「つ、つぉぉっ!ワイのゼニが。。」

と反省し、猛勉強をしたわけです。

テクニカル分析?

ファンダメンタル分析?

サイクル分析?

いやいや、そんなのは当たり前です。

そこにプラスαで僕が学んだのは、金融占星術でした。

いつだって僕はアウトローです。

変わり種を入れたくなるわけです。

「億万長者は占星術を信じないが、大富豪は活用する」-JPモルガン

とまで言われた存在に、僕は興味を持ったわけです。

それで、ファイナンシャルアストロロジーを勉強しました。

レイモンド・メリマン氏の金融占星術です。

今でははっきりわかります。

占星術は統計学だと。

ただ、研究対象の「天体」というのは人間の寿命に対して、遥かに長い時間をかけて変化するものなので、

データ不足なのだと思います。それを補うのは占星術師の感性だと思います。

何百年前はどうだったかな?というのはわかるけど、何万年前にはどんな事が起きたか?というのは、その片鱗しかわかりません。

想像の世界ですものね。

当時、僕はホロスコープを見ながら考えました。

今の時代のエレメントは「土」だけど、将来的には「風」になるんだなと。

エレメントは 「火→土→風→水」とホロスコープ上で移行します。

火は創造・正義・競争・支配・男性(起)、

土は計画・安定・努力・所有・物質(承)、

風は革新・個性・移動・共有・情報(転)、

水は再生・慈愛・調和・共感・女性(結)

と大雑把に言えば、そういうテーマをもっている事がわかってきているわけです。

そして、今まさにそのエレメントの移行が起きた直後です。

土から「風」にシフトしました。

そのシフトの始まりが今年2021年です。

正確には2020年12月22日から2159年12月21日までずっと「風の時代」になります。

ここで面白いのは、

2159年12月22日より20年間、一時的に次の「水の時代」に入ります。予行演習みたいなものです。

その20年が終われば、また「風の時代」に戻り、40年経てば終了です。

そして2219年には、「水の時代」へ移行します。

というように、エレメントの本格的な移行の前には必ずお試し期間というか、予行演習期間があるわけです。

前の「土の時代」では、1980年からの20年間、お試し的に「風の時代」に入ってます。

そのお試し期間には何が起きるのか?

というと、次の時代のヒントが生まれるのです。

その時は個人用の16ビットパソコンが登場したことが象徴的な出来事の1つです。

次の「風の時代」は情報の時代ですから、その土台となる個人用のパソコンが生まれたわけです。

そういう期間なのです。何かしら予兆が生まれる期間。

やがて線になるであろう、点が生まれる期間なのです。

まあ、このように占星術を少しかじっておくと、今どんな時代に生きているのか?がわかってきますし、

来たる変化に対して、能動的な態度をとれます。

予め準備が出来るので変化に対応しやすいというわけです。

さて、肝心なのはここからです。

エレメントが「土」から「風」に移行した事で、今後どんな変化が起きてくるかを見てみましょう。

「土というのは目に見えるもの」ですよね。

一方、「風というのは目に見えないもの」です。

つまり、土から風に移行するという事は、

「目に見えているもの」から「目には見えないもの」へと、価値あるものが大きく変わるということです。

土の時代では、物質、お金、所有など、確かに目に見えるものが重要視された時代でした。

産業革命、ペリー来航、明治維新、大恐慌、世界大戦、高度経済成長など、そういうイベントを経て、

人々は物質的価値を信奉するようになり、やがては民衆の間で、それは絶対的なものとなっていきました。

物質的な流入が定期的に必ずある事が「安定」として求められた時代でしたね。

そして、今、風の時代。

風って何でしょうか?

流れですよね。空気の動きです。

カタチあるものに、フゥーっと風が吹くと、そこには抵抗が生じてしまいますね。

そうして全てのカタチある物が、風の前では抵抗を生み、しまいには飛ばされて無くなっちゃうんです。

なので、僕はいつも物質的な価値に執着してはいかんですよ〜!と言ってるわけです。

それらは旧時代の価値観です。目に見えるモノというのは。

「風の時代」は「脱安定」しないと、強制的にモノを失っていくでしょう。

特に風の時代の初めの3〜4年顕著に出ますよそれが。

というか、この宇宙はそもそも変化を繰り返して進化して行くものですから、

物質的な価値観での安定というのは、そもそも人間が作り出した偽の安定だよ、という事です。

本当の安定とは「変化に適応し続けていく事」です。

臨機応変さがあり、どんな環境にも適応する力のある人が本当に安定しているのです。

また、風の時代に重要視されるのは、

情報です。が、しかし情報と言っても物理的価値に繋がるものではありませんよ。

「信頼関係のある横の繋がり」を生む情報でなければいけません。

色んなコミュニティを繋げているのは情報です。

例えば、「自然農とスピリチュアル好きの為のコミュニティ」があったとしますね。

そこには、スピリチュアルや食とか健康の情報が根幹にあります。

情報があり、発信者がいると、そこに重力が発生するように、人が引き寄せられてくるわけです。

ちなみに同じ情報だったとしても、発信者の人格次第で集まるコミュニティの質が異なります。

そして、今度はそのコミュニティ、つまり「信頼関係のある横の繋がり」が何をもたらすか?

といったら、「幸せ」です。

物質的な価値ではなく、精神的な充足感が「幸せ」を生む時代がこの「風の時代」です。

さらに、その「幸せ」を沢山感じていくと、「普遍的な愛や融和や和合」の大切さに人々が気づいていきます。

すると、最終的に人類は今よりも一段階「利他的」になります。

それは進化です。

人類の精神的な進化は「宇宙の生成発展」に直結するので、宇宙が喜びます。

だから、そう生きている人の所にはエネルギーが豊富に流れるでしょう。

と、そういう循環を築いていくが「風の時代」です。

次の「水の時代」は、さらにその延長で、

「万物への慈愛」とか「自然との調和」がスタンダードな価値観になるように、育んで行く時代なわけです。

そこに向けて進化の矢印→が伸びている事を意識して生きていくか、

それともただ周囲に流されて生きていくか。

どちらの人口が多いかで、人類の進化の速度は大きく変わって行きます。

そして、補足として書いておきますが、

どの時代にも同じ魂が同じコミュニティで生きていることをお忘れなく。

僕もアナタも、輪廻転生によって、別の名前でいつも一緒にいる仲間です。

「隣人を愛せよ」というキリストの言葉が有名ですね。

これは文字で書いたら2次元ですが、解釈する人によってはもっと多次元の意味がある言葉です。

要するに、身近なコミュニティの中で「精神的な成長」育むことが大切な時代です。

ありがとうございました!