10月28日(木)に小菅村で初開催した焚き火交流会、ENTENKA。今回は道志村から遠征し、NPO多摩源流こすげにて開催。小菅村へ林政アドバイザーとして通いながら、小菅や丹波山にいる、魅力的な人々と対面する機会が得られ、これはぜひENTENKAを開催したいと勝手に企画して、皆さんに集まって頂いた。3部構成で濃い話が出来て、本当に楽しかった。
当日は以下のプログラムで実施。開始時間が押して、石坂くんが参加出来なかったのが残念。また、必ず開催したい。

ENTENKA 炎点火 Kosuge 【源流焚き火トーク】
日時:10月28日(木)18時00分〜19時45分
場所:多摩源流こすげグラウンド(小菅村白沢1911)
道志村で定期開催している焚火会、ENTENKA。
今回の舞台は小菅村。焚き火を囲み、村の未来について実践者の方々と行うトークセッション。
コーディネート
株式会社リトル・トリー代表
小菅村地域林政アドバイザー 大野航輔
トークテーマ
「小菅村がつくる、未来への希望」
Session1
「村長が思う、村の未来と希望」
ゲスト:小菅村村長 舩木直美
Session2
「700人のエネルギー、バイオマスの未来」
ゲスト:フォレストアドベンチャーこすげ マネージャー 関口智久(オンライン)
NPO多摩源流こすげ 事務局長 石坂真悟(欠席)
株式会社TreeLumber 代表 佐藤駿一
Session3
「未来を変える、ものづくり」
株式会社小菅つくる座
デザインディレクター 酒井厚志
デザイナー 折出裕也
今回のENTENKA、やはり舩木村長に参加して頂けたことがとても嬉しかった。だめもとで依頼をしたけど、即答で「もちろん、いいよ!」と快諾。そのあと、いつも口癖のように「俺、暇だから」と付け加えて。忙しくても、「忙しい」と言わずに「暇」という姿勢はすごいなと思って、聞いてます。自分には出来ません。お話の最後にあった、「村づくりは、人づくり」に激しく共感。
また、自分が現役協力隊だった頃から交流のある関口くん、佐藤くんと、村のバイオマス利用について話が出来たことも最高だった。今年度、小菅の湯に薪ボイラーが導入されることで、道志村、丹波山村、小菅村の山梨県下3村すべてに薪ボイラーと、木材の収集・買取・薪製造を行う拠点が整備されたことになる。民間側で、その取り組みを牽引してきた主体として、大野、関口、佐藤がいる。その3名が一堂に介して話をすることは、今までなかなか実現出来なかった。関口くんは自宅へ、個人的に薪ボイラーを導入しているし、佐藤くんは協力隊卒業後、起業して素材生産に参入しており、活躍ぶりが目覚ましい。同様の課題を抱える境遇ゆえに、こうした仲間と連携して協業していくことを目指し、チームを少しづつ稼働させていきたいと思っている。
最後に、小菅村つくる座の酒井くん、折出くんとの話も刺激的だった。彼らはタイニーハウスの作り手でもありながら、タイニーハウスの居住者でもある。デジタルファブリケーションという先端技術を使って地域材に新しい命を吹き込む木工集団といったところ。自分もつくる座に話をもちかけ、今、地域材利用を行いつつ、「これ、欲しい!」と思えるモノを作ろうと2つのプロジェクトを進めている。実は、今回が対外的に話をするのは初めてで、模型も初公開。詳しくはVol.2にて。


当日のトークを、Stand FMで配信を開始しました。ぜひお聞きください!





