村に来て、地元の人と繋がることってなかなか難しい。。。。
結婚当初のまだ子どもがいなかった時にそう感じていました。団地のおばさんには「いつ子どもが出来る?」など何かプレッシャー的な言葉もかけられ、正直「失礼な・・・」との感覚もあり複雑な気持ちでした。
でも、出産して子どもができた途端に地元住民からすごく受け入れられた感があったんです。

村民は口には出しません。
でも、「お前、よくやった!」と言うメッセージを子どもと一緒にいる時には感じるんです。
それまでは、「私は私」という個人主義の感覚が強かった私。結婚しても、子どもが生まれてもどこにいようが自我を押し通す意気込みで生きていました(笑
なんだろうね。。。それ(笑

村のコミュニティーとはまず自分がどこに、誰に所属するかが大切なんです。

というのは、村人はそういう繋がりの中でコミュニティーを形成してきた歴史がありそのコミュニティーは時代が変わった今でも連綿と続いていることは事実。
それを知らず、「我は我だ」と主張しても村民に取っては「???」意味不明という事に陥るんです。
そうすると「あいつはなんか変だ」とか「変わりもんだ」みたいな感想を持たれる。
そして、浮いた存在になる。という事。
もちろん、子どもがいなくても村の社会福祉や村の行事に積極的に関わり、村民コミュニティーに入り込む事で受け入れられている方々もたくさんいます。
私は、そのツールが子どもだったんです。
とにかく、仲間になる事が大事なんです。

休日に子どもと一緒に自転車で近所の息子の友達の家に行きました。

そこは、道志村出身の姉妹が一つの家にそれぞれの家族+お母さんで住んでいる世帯で、このRAWCALS記事のネタにもなりそうな、私に取っては興味津々な姉妹。(このネタは、また別に投稿します)
そこで色んな話を聞けたのが良かったし、子ども同士も仲がいいので大はしゃぎ!
旦那さんと夫も地区の消防団で一緒だったりする事からも旦那さんとも「どーも」って感じで。
でも、これが知らない人だと村人はすぐに口を閉じてしまうんです。。。シャイというか、自分となんの接点もない人とは話せないというか。。。

だから、今は堂々と

「大野の妻です!」

という便利なワードを使いまくって、村にいる時は活動しています。これだけで、すぐに門が開かれちゃうから便利♪
そんな風に私は所属する人間に変わったのです。