そんな、ペットボトルを出せないでいて半年近く。。。(part1より続き)

その間、ゴミ屋のおじさん勝二さんと仲良くなって色々聞いたけどうまい回答が得られない。。。。他の人の動向などもつぶさに観察。

皆どうしてる?

  1. 燃えるゴミに入れ込んでいる
  2. スーパーの回収BOXに買い物したついでに入れ、処分
  3. 資源ごみを回収する場所(旧久保分校、旧道志村小学校、旧唐沢、旧善の木と4つあります)の中で倉庫が大きくその施設に常駐する人がいる旧久保分校(みなもと体験館)には回収日以外の日でもそこに保管が可能である為、その地区の人は処分する事ができる
  4. 家の庭にある焼却炉で燃やす

という事が事実として判明してきました。(これは私個人の調査で分かった事です)

私は、とりあえず仲良くしてもらっていたみなもと体験館にこの半年ペットボトルを持ち歩いて、捨てられない現状を話して、特別にそこで処分させてもらう事ができました。

本当は、特別とかあってはいけないんです。。。
でも、その時は乳幼児を抱え、まだ道志村の生活に慣れていない私をかわいそうに思ってくれたのでしょう。もちろん、その時一度だけの話です。

さあ、どうする?これから

ほとほと、ペットボトルゴミを出す事に懲りた私です。。。

私の決断

  1. ペットボトル飲料は今後買わない(ように努力する)
  2. 夫の買ってしまったペットボトルの処理については夫に処分をお願いする。(その時、子どもが乳幼児の事もあり動きが取れないし、その処理のためにスーパーにペットボトルを車に積んで捨ててくる事が日常の買い物の事だけで精一杯だった私には無理であるという理由で)
  3. 買ってしまったりもらったペットボトルは家に入れないで、洗って車に保管。すぐにその動作をする(忘れずに、スーパーの回収boxに捨てられるように)

など事細かく、自分の行動を見直しこのように家がペットボトルで溢れることのない現状を作り出したのです。

今では、夫もペットボトルは捨てるのが大変だから買わないようにしたい。など言ってくれるようになりました。
そう、自分事にそれぞれしていかないとダメなんです。

Another situation on some random gas station. This time the security wasn’t bothered by someone photographing the place ;)
Photo by Paweł Czerwiński / Unsplash

ゴミ出しの不便を感じるよりゴミを出さない生活を考える事に

不便を感じていても、このゴミ出しが変わることはありません。
それを乗り越えるにはやはりゴミを出さない生活にシフトしていく事なんじゃないか?と

日本で排出されたプラスチック廃棄物は約903t。その15%は中国などアジア諸国に資源として輸出処理されていたそうだが、輸出されるプラごみは汚れが多いため、選別、処理しきれずに海洋投棄されるといった状況があるというのを生活クラブの「生活と自治6月号」で読みました。

ゴミトラブルについて

以前、村営団地に住んでいた時に回収施設にペットボトルが置かれていたり、段ボールが置かれていて(そこでは回収を行っていない)前からの住民たちから苦情や張り紙がありました。
私はそこで、ゴミ回収に関する調査アンケートを村営団地の12世帯に向けて行ったのです。
そうすると最近越してきた若者家族などはゴミ出しのルールを理解できていない。という結果が出たんです。
そこは、地元の息子世帯の家族が住んでいたり、移住者の家族だったりして地元の息子世代でも以前は外にいて道志村に帰ってきたという方々もいました。「地元だから」や「自分で聞きに来ないから」という理由でゴミ出しのルールを役場なり、自治会長(団地は自治会に含まれていないというのも問題)から聞いていないという回答があったのも印象的です。

聞いていない、理解していないのが悪い。という事は簡単です。
でも、その理解していない背景はどのような村の仕組みがあるのか?

私は、常に村の問題を見たときに興味深くその背景を見ています。

以前、鹿児島の障害者施設で働いていた時には、ヒヤリハットにどう対処すべきか?その原因や背景に注目して会議で会社全体の部署同士が話し合う機会がありました。その解決する糸口の見い出し方は一方向では決してできません。多角的な角度から、その物事を考察したり観察する、データを集めるなどが必要になってきます。
元来、そういう行為が好きな私にはそのような解決法や話し合いがとても意味があるように思ったのです。

良い・悪いの判断から一旦離れる

これこそが、大切なんじゃないかと思うんです。
昨今では、他人を避難して自分の立場を守るような人たちが増えているように思えます。
でも、それも「その人の立場だったら」という想像力を人間はもっと働かせるべきのように思えます。
明日は我が身!です。

理解し合うそこからしか、解決は生まれません。何事も。

道志村でその見本となる行動を常に取っているのが、我が夫・航輔さんです。

最後は、自分の夫の賛美になってしまいましたが笑、私も日々その彼の態度を見習って決めつけない・一緒に解決する糸口を見つけるために我慢強くいる事をやっていきたいなぁと思っています。

でも、時には衝突も必要な時は来ますけどね!