先週4日の大雨により熊本県の播磨川では甚大な被害が出ています。
熊本の友達や以前鹿児島に住んでいたこともあり、友人たちのことを心配しています。

さて、道志村でも先週30日に大雨が降り夜の11時に山伏峠が通行止めになりました。
翌日は早朝にやまなしくらしネット(道志村災害情報メール)にて、道志村保育所の登園も中止に。

山に囲まれた道志村では急傾斜地が多いため大雨の被害による土砂災害が発生する危険があります。

自分の住んでいる地区がどのような地形でどのような災害が想定されるかを見るために「道志村土砂災害ハザードマップ」というものがあります。

一定雨量に達した場合は道の通行止めも実施され道志村は文字通り「孤立したの村」になってしまうこともしばしばです。

以下道志村役場HPより [http://www.vill.doshi.lg.jp/ka/info.php?if_id=544&ka_id=1]

山梨県雨量・水位情報の規定雨量を超えると通行止めになります。
(1)国道413号線小善地・月夜野間 規定雨量100mm(大山橋)
(2)国道413号線山伏峠(山中湖方面) 規定雨量130mm(山中湖・大山橋)
(3)県道24号都留・道志線(都留方面)規定雨量130mm(道坂トンネル)

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通行止め規制がかかったら、おとなしく家にいましょう。

自然の脅威と隣り合わせの村に住んでいて、わかった事は

まず命が大切という事。

都会では、仕事の予定や計画は多少の雨や嵐でも遂行するのが当然といえば当然の事ですね。
でも、このようにいつ土砂災害や大雨で川の水量が急激に変化するかわからない村の生活においては
そのような自分の用事はさておき、自分や家族の命を守る事に集中する。
これしかないんです。

なので、通行規制がかかった場合は外出や仕事は避けて家でじっとその大雨が過ぎ去るのを待つことを私ならずも村人はしています。だいたい1日くらいで道の閉鎖は解除されます。
食料品の備蓄も村では意識している方々がほとんどに思えます。だいたい、買い物は私も一週間に
一度のペースくらいしか行かないので、冷蔵庫の他に冷凍庫ももう一台おいて、野菜や山菜を冷凍したり、冷凍うどんは切らさないように心がけたり程度ですが行っています。あとは、各自畑をやっているのも災害時の食糧難に陥らないための昔からの知恵なのでしょう。自給自足をしていれば急な災害時も乗り切れますよね。

3日以上外に出られなくなった状態は平成26年2月に起こった大雪の災害時くらいでしょうか。
[https://www.isad.or.jp/pdf/information_provision/information_provision/h26/hinan26_4-8.pdf]

自然を甘く見ることは、自分の命取りになる行為です。
十分それを理解して、田舎暮らしをする事が大切ですね。