先日、午前中で仕事を切り上げ村外散歩を楽しみました。

やはり富士山麓一帯観光地なんですね。今回は北口本宮富士浅間神社から富士パノラマラインを上宿で曲がり本町通りをお散歩。

本来金鳥居から 御師町へ入り、神社へお参りするルートのようですが、逆走&お勉強不足でお散歩の前半は頭の中????だらけでした。

金鳥居のある通りに入って暫く、それぞれの屋号が書かれた立派な石柱の立った家が多くあり、かなり長い小道の先、奥まった場所に家が構えられている。そして入口には看板。御師について。各家の説明が書かれているのですが、御師が何だかわからなかった私達。オノミチ?ヤーナ川?お清め??…富士山の麓だし…密教?『ヤーナ川までは入ることが出来ます、その先は声を掛けて下さい』と記されており、入ったら何かに勧誘されてしまうんじゃないか…とかなり懐疑的に入口の看板を見て回りました。

途中パン屋さん(コッペパン…美味しかった!)や和菓子屋さん、ギョウザ屋さんを見て回り…

そして辿り着いた富士吉田観光インフォメーションセンター。

その横にある旧外川家(博物館?)。

その前に設置してあった看板を読みようやく事の次第がわかってきました!

富士山信仰で登山をする前に、山麓にあるこの場所で宿をとり、安全祈願をして、出発するという。その世話役が御師。各家に入る前に長い小道を通り、ヤーナ川と呼ばれる小川で身を清めてから家に入るのだそうです。

大正以前から伝わる由緒正しき家々でした。…懐疑的な目で見てすみませんでした。

そして、その家の中は農家の古民家とはまた造りが違う。写真は撮り忘れましたが、家の左側が家族の部屋、右側には客間6-8畳位が幾つも奥に一列に連なり、広ーい縁側、素敵なお風呂!!中に設置されていた大正時代からの写真。

大人100円子ども50円。ちょっと立ち寄りたい、そんなところ。

ちゃんと御師町って書いてありました!れっきとした観光名所でした!

で、見学に入る前にインフォメーションセンター横の幟を見て。

『したい焼き』 え~何だろう!猫の額とか額ほど広いとかそう言うたぐい???富士吉田の銘菓かなぁ♪♪と。

子供らのお迎えがあるので急ぎつつ、ちょっとおやつに買ってみようか、と見学を終えて向かったその先には。

銘菓でも何でもありませんでした。

夫婦揃って大爆笑。外川家の受付で『隣のインフォメーションセンターで売ってるしたい焼きって有名なお菓子なんですか?』とか聞かなくて本当に良かった。