僕がこれまで読んできた全ての本の中で、頂点に君臨する本。

ベスト・オブ・ベスト

それが「アミ小さな宇宙人」です。

僕はかつて脳梗塞で左脳がぶっ壊れた後、自分の知識があまりにも常識と乖離してしまいました。

他人と話をする度に、自分のヘンタイさに衝撃を受けていました。

そして、いつしかこの本に出会ったのです。

その頃の僕はまだ左脳が回復しておらず、ヘンタイ丸出しでした。

ヨダレもたれ放題でした。

「アヘ、アヘ」と。

かなりいっちゃってましたね。ええ。

そして、暇つぶしにこの本を読んだ僕はパタッと本を閉じ、

「これは本当の事が書いてある。心して読まねば。」と衝撃を受けたのでした。

本に書かれていた事が、脳梗塞後からずーっと頭に流れてくる「イメージ」が伝えてくる知識と同じだったのです。

だから、この本を読んで勇気付けられたというか、自分がおかしいわけじゃないのかもしれないと思えるようになったのです。

救われたんですね、この本に。

まあ、脳梗塞の以前も僕はかなりぶっ飛んでいたとは思いますが、

脳梗塞後は比じゃないくらいに、ぶっ飛び野郎になってしまったわけでございます。

さて、前置きはこのぐらいにして。

最近はこのアミシリーズは絶版で、プレミアが付いて価格が高騰しています。

僕が購入した時の10倍の価格になってしまいました。

なんてこったい。うかつにポチれないじゃないか。

なんで世界的ベストセラーが今更絶版になるのか。

都合が悪いからですね。書いてある事が。

いったいどんな事が書いてある本なのかというと、

ある日ペドゥリートという少年の所へ、子供の姿をした宇宙人がやってくるのです。

宇宙人は「アミ」と名乗りました。

アミはペドゥリートに言いました。

「僕と会って見聞きした出来事を、本に書いて沢山の人に広めるのがキミの役割だよ」って。

そうして出版されたのが「アミ小さな宇宙人」という物語。

僕はコレ、設定ではなく実話なんじゃないの?と思ってます。

はい。僕はアレなんで。気にしないで下さい。

さて、本から一部引用します。大事なところを。

引用始め

ペドゥリート(地球人)「でも知的で邪悪な生物がいてもおかしくないじゃない」

アミ(宇宙人)「知的で邪悪だって?」

アミは、大笑いをした。

アミ「それじゃまるで善良な極悪人と言っているようなもんだよ」

ペドゥリート「−じゃ、映画に出てくるバットマンやスーパーマンのライバルの、すごく悪い科学者達はどうなんだろう?−」

アミはぼくの考えていることをキャッチして笑った。

アミ「その科学者たちは、気がふれているんだよ。インテリなんかじゃなくてね」

ペドゥリート「だったら、頭のおかしい科学者のいる世界があって、いつか地球を破壊しようとしていてもおかしくはないだろう…」

アミ「それはちょっと、地球以外では考えられないね…」

ペドゥリート「どうして?」

アミ「もし、そのひとの頭がおかしいとしたら、まず、ほかの惑星を侵略するのに必要な科学の水準に達する前に、

かならず自分たちで、自分たちのくびをしめるようなことをしはじめるよ。

だって、爆弾をつくることのほうが、宇宙船や円盤をつくって、他の星を侵略するよりも、ずっとかんたんなことだからね。

あるていどの科学の水準に達した、でもやさしさや善意の欠けた文明は、かならずその科学を自滅するほうに使い出すんだよ」

ペドゥリート「でも、いくつかの惑星は、それでも偶然生きのびられるかもしれないよ…」

アミ「偶然?それどういう意味?われわれの言葉には、それに相当する言葉がない」

いろいろな具体例を出して、やっと説明できたとき、彼は笑って言った。

アミ「すべてのものは、みな関連し合って成り立っているんだ。偶然なんてひとつもないんだよ。

でも、その連結している法則がどんなものか理解できないでいるか、あるいは、わざとそれを見ないようにしているだけのことなんだよ」

ペドゥリート「でも、きみの言うように、もし百万もの世界があるのだとしたら、いくつかの例外があったとしても、少しもふしぎじゃないよ」

ぼくは、知的な侵略者のいる可能性があると言いはった。

アミは、なんとかぼくに理解させようとして言った。

アミ「じゃ、ちょっと想像してごらん。もしすべてのひとが、まっ赤に焼けただれた鉄の玉を、素手でにぎらなければならないとする。

その中に、まったく火傷しないですむひとがいると思う?」

ペドゥリート「そんなの、みんな、火傷するに決まっているよ。ひとりの例外もなしにね」

アミ「そうだろう。それとおなじことなんだよ。すべての悪玉は、自分たちの悪を克服できないかぎり、

けっきょくは自滅するしかないんだよ。だれもこれを支配している法から逃れることができないんだよ」

ペドゥリート「その法って?」

アミ「ある世界の科学の水準が、愛の水準をはるかにうわまわってしまったばあい、その世界は自滅してしまうんだよ…」

ペドゥリート「愛の水準?」

ぼくは、その惑星の科学の水準というのは、はっきりわかったけど、「愛の水準」というのはよくわからなかった。

アミ「あるひとたちには、もっとも単純なことがいちばん理解しがたい…

愛とはつよさ、振動、エネルギーであり、

その効果はわれわれの機械ではかることができる。

もしある世界の愛の水準が低けりゃ、それだけその世界は多くのひとが不幸で、憎しみや暴力や分裂、戦争などが多く、

とても自滅の可能性の高い、きわめてきけんな状態にあるんだよ…ぼくの言ってること、わかるかい?ペドゥリート」

引用おわり

そうなんですよね〜と僕も思いました。

生命は輪廻転生を繰り返し、段々と精神性を上げていきます。

地球人はもう少し。

まずは自分の星で1つにならなくちゃ。

地球人にならなきゃね。

日本だヨーロッパだアメリカだ中国だと、国対国をやっている間は、宇宙の文明から見たらまだまだ未開の文明にみえるわけです。

今、地球人はアミの言うように自滅に向かっているなと思います。

それもクライマックスです。

生き残る人、淘汰されていく人、それぞれでしょう。

どっちがいいというわけでもありません。

僕が出来ることは、なんにもありません。

ただ先を明るくみて、目の前のことに一生懸命になり、そして優しく愛を持って生きる。

それだけです。

皆さんはどう生きますか?

ありがとうございました!